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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2008年07月13日(日) 土曜の仕事 最初はパソコンから信号がでていないというトラブルでした。
先方が(勝手に)digital I/O cardを買って入れ替えてみたところ、今度は別の信号がでなくなった・・・それだけで十分奇妙な話で、ソフトじゃなくてハードの問題だと決まったようなものです。
それでも行かないわけにいきません。
朝9時にホテルのロビーでpick upしてもらって、30分ほどで工場に到着して作業開始。精密部品を作っている工場に土足で入れるのはいかがなものか。実際、部品の交換のために床に膝をついて作業をすると、ズボンの膝小僧が埃(泥)だらけになる始末でした。
午前中いっぱいかかって出力の問題を解決すると、今度は入力信号が入ってきていないことが判明。いや、信号は入ってきているのだけれど、割り込みのトリガがかからない。それもまったくトリガしないのではなく、2回トリガがかかって、2回かからないの繰り返し(業界用語ばっかりでごめんなさい)。
原因がさっぱりわかりません。割り込みがかからないのなら、ポーリングすればいいわけです。それはどんなタコ(初心者)でも分かることですが、問題がハードにあるのに、ソフトを直してどうするのだ。最後までスジを通さなくては。
パソコンの電源ユニットのスイッチを入れたとたんに、ショートサーキットして漏電ブレーカーが落ちる現象が3回ありました。でも、パソコンを入れ替えてみても、トリガの問題は解決しません。どうもこれは「こちら側」の問題ではなさそうです。
おつきあいで休日出勤してお昼にビールを飲んだ連中は、午後頭が痛くなって帰ったようですが、かわりに社長さんが難しい判断をするために登場しました。問題が解決しないのなら、スケジュールを延長したらどうか、という圧力を受けて、しかたなく午後4時半ソフト修正に入りました。午後8時に「いくつかの問題を解決したが、未解決の問題が一つ残り、それは解決もしてないし、原因すら分からないが、ソフトの修正でとりあえず稼働するようにはなった」という報告を了承してもらって作業終了。それから食事に連れて行かれました。
通訳の女性に「何歳ですか?」と聞かれたので、正直に答えたら「え〜」と驚かれました。じゃあ何歳に見えますか? と尋ねてみたら「絶対40にはいってない。38ぐらいだとずっと思ってました」だそうです。まあ、若く見えるのにこしたことはありません。
ホテルまで送り届けられたのは10時半でした。
それから夜の街に散歩しに出たのですが、もう閉まっている店ばかりでした。一週間で落ちるヘアマニキュアというのを安売りしていたので一つ購入しました。ブラウンとかアッシュが欲しかったのですが、ピンクしかありませんでした。
「黒髪は発色しないことがある」と書いてあったのですが、そのとおり全く色が付きませんでした。その代わりと言っちゃあなんですが、素手で使ったら爪がみんなピンク色に染まってしまいました。素手でやっても大丈夫という説明を信用したのがいけませんでした。これじゃあ爪にマニキュアしたみたいです。
幸い石鹸で何度か洗ったらかなり落ちましたけど。
すっかり寝るのが遅くなりました。
うーん、交換したcardもまた壊れそうな気がする。
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