ホーム > 日々雑記 「たったひとつの冴えないやりかた」
たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2008年06月02日(月) 静かだ 現在のワンルームを選んだ際に、不動産屋さんから「静かで良いところですよ。まわりも独り者ばかりで気楽でしょうし」と言われました。重鉄骨の建物を選んだのも、隣室の住民の生活音に煩わされたくないし、こちらも夜中に気を遣いたくないという動機からでした。
しかし、静かすぎます。
前に住んでいたところは、線路がすぐ近くを通ってしました。田舎とはいえふたつの路線が重なっているので、特急電車や深夜の貨物列車など、いつも踏切の音が聞こえている環境でした。それに数百メートル離れたところに複数の国道があって、生活音の背景にはいつも外環境の音がありました。
現在のところは住宅地の真ん中です。小さめの家がぎっしり並んでいるようなところです。大家さんはもとはここに住んでいたのですが、もっと田舎に引っ越して、跡地にこのアパートを建てたようです。夜中も10時となれば、灯りがついている家のほうが珍しい。アパートの前の道は狭く、奥へ行くと袋小路になっているので、ここに用のない車は通りません。夜中にパソコンを使っていると換気ファンの音が気になり、ペンをカーペットの上に落とせば音が響きます。
隣室の住人の生活音はほとんど聞こえてきません。重鉄骨とはいえ、本格的なマンションとは違いますから、多少は音が響くはずなのに。これは皆が静かに暮らしているのか、防音性が十分で聞こえないのか。もちろん、表のドアをバタンと閉める音は聞こえますし、窓を開けていれば音が外を回り込んできますけど。ともかく、深夜に風呂の残り湯を使った洗濯はしないことにしました。ポンプの音が響くからです。気にしすぎなのかも知れませんが。
ともかく静かなところで、静かに暮らしています。ここ1〜2年ほど、5時間ぐらい寝ると目が覚めてしまって、もうそれ以上眠くても眠れないことが続いていました。四十代ともなれば眠りも浅くなるのだろう、と無理に自分を納得させていたのです。ところが今朝は「6時間寝たのに、まだ眠くてなかなか起きられない」という体験をしました。悪いことではありません。人間7時間寝ても8時間寝てもいいのですから。それだけ安心して眠れる環境だということなのでしょう。
そのまま眠って午前中遅れていこうかと思いました。僕はパートさんとはいえフレックス勤務なので、いつもならそれも可能です(早退も可、ただ給料は減る)。だが、今日は本年度の査定目標設定の上司面談がありますから、遅れるわけにはいきません。面談で言われることはいつもどおり、「納期厳守」とか「自分で仕事を作り出せ」とかですが、来年度から正社員に復帰できるよう頑張って下さいとも言われました。その先も中間管理職目指して階段を上れと言うのです(現場を離れるのは嫌だな)。期待される役割は大きく、担う責任は重い。僕は仕事に生きるタイプではないですが、普通にさらりーまんとしての働きをしたいと思うのです。
まあ来年のことは来年のこと。今は足下のことをするだけです。
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