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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2007年11月14日(水) これも病気の症状か 自分のバースディミーティングは、自分のホームグループでだけやることにしています。
一度だけですが、ちょうど自分のバースディの日の近くに、AAの泊まりのイベントがあって、そこで「ついでだから」という理由でお祝いしてもらいました。沢山の人に「おめでとう」と言ってもらえて、なんだか舞い上がってしまいました。
そして、自分のグループで本番のバースディミーティングをしたときに、イベントで祝ってもらって舞い上がった話をしたら、他のメンバーに「なんだこいつ」みたいな顔をされてしまいました。
これは逆の立場に立ってみないと理解できませんでしたね。せっかくお祝いしてやろうと集まったのに、本人は他で浮かれてきた話をしている・・・。しらけて当然であります。
それ以降、ホームグループでしか、自分のバースディは祝っていません。あっちこっちでやる人もいて、それはその人の自由でありますが、単に「僕はそういうのは感心しない」と言うだけの話です。
ちょうど5年になるころは、仕事が忙しく、出張続きで、ろくにミーティングに出ていませんでした。グループに人もいなかったし。なので、バースディもやらず、メダルもなしでした。もらったソブラエティに感謝を表明する機会を失ったわけで、それは残念なことでしたが、一生の記憶に残るギフトでもありました。
普段の生活や、普段のミーティングが「ケ」であるならば、バースディミーティングという「ハレ」があって良いと思います。けれど、ついつい「ハレ」という非日常を求めすぎてしまうのも、アルコホリックの病気の部分だと思います。
AAのイベントとかで、異常にテンション高く盛り上がっちゃっている人を見ると、「ああ病気の人だ」とついつい思ってしまうのであります。
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