心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2007年11月10日(土) すでに限界を超える

今週は久しぶりにうつの波がやってきて、二日休んでしまいました。
医者に行ったところ、「あなたは、数日会社を休むための診断書を買いに来たのか、それとも追加の薬を買いに来たのか」と選択を迫られ、「うーん、薬ですね」と答えてしまったために、半年かけて減らしてきたレスリンの量が3倍になってしまいました。本当に必要なのは休みの方だったのかも知れません。
薬のおかげで、うつは楽になったものの、昼間ぼうっと眠い状態になりました。

で、この一週間ドタバタしている間、次女もお腹が痛いとか言いながら、しばしば学校を休んでいました。まあ登校拒否であります。

二人の娘は、ときどき「学校行きたくない」と宣言して、実際学校を休んでしまうこともたびたびです。親の方にいろいろ事情が重なり、精神的に辛いときに限って、子供の「学校行きたくない」が始まるので、「こっちがイッパイいっぱい限界状態なのに、ここでさらにトラブルを増やすなー」と思わず叫びたくなってしまいます。

でも、親がイッパイいっぱいの限界状態だからこそ、子供も学校が嫌になるのが真実のようです。「学校行きたくない」と言われると、すわ「学校で何かあったのか!」と原因を学校に押しつけたくなってしまいます。けれど、過去に先生に問題があったのが一回、同級生に問題があったのが一回。残りの全部は家庭の側の問題(だと思われます)。

大人が仕事に行って疲れるみたいに、子供も学校に行けば疲れるみたいです(当たり前か)。家に帰ったら、精神的にも肉体的にもゆっくり休んでくつろぎたいのは当たり前。ところが、家で大人たちが「限界ギリギリ」の緊張状態だったら、やっぱり子供も休めなくて、心に疲れがたまり、学校に行くエネルギーが枯渇してしまう、という仕組みではないかと・・・。

こういうときは、子供を責めずに、今やっていることを放り出してでも、「親が」のんびりするしかありません。子供に症状が出てからでないと、自分が(限界ギリギリではなく)すでに限界を超えていることに気づけない、そういう親でごめんねであります。

というわけで、この週末は休日出勤届を出してあるものの、今日に続いて家でゴロゴロするのであります。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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