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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2006年10月23日(月) 願い事のリスト 願い事のリストを作ると良いという話を誰かがしていました。
AAでは何でもリスト(一覧表)ですな。
神さまは、必要なものは与えてくれ、必要でないものは与えてくれない。
だからといって、願い事をしていけないというわけじゃなさそうです。
欲しい物や、叶ってほしいことをリストに並べていきます。
書き上げたリストを、躊躇なく誰にでも見せられるなら、あなたはたいした正直者であります。
別の可能性としては、自分に正直になれていなくて、望んでいるけれど書かなかったのかもしれません。人に言えないような望みや願い事を抱えているのだったら、なぜそれを人に言えないのかを考えてみます。人に言えない願いは、人に言えない悩みと似ています。
人に見せるかどうかはともかく、リストを完成させたら、それを実現するにはどうすればいいか考えましょう。
例えば、3億円の宝くじが当たってほしいならば、まず宝くじを買うことが必要です。
素敵な恋をしたかったら、まず誰かを好きならないと始まりません。
忘年会を無事に切り抜けたかったら、とりあえず今晩の(あるいは今週の)AAミーティングに出る手はずを整えることから始めます。
自分ができることをしたら、結果については「お任せ」であります。必要でないものは与えてくれないか、もうちょっと先まで待っておいでというのが返事でしょう。
イライラするときは、結果ばっかり欲しがっているときですから、そういう時は何がほしいかリストを作ってみると良いのだそうです。
幸運には必ず前触れがある(と魔夜峰央のマンガに書いてありました)。
宝くじが当たる前には、宝くじを買いたくなる気分が訪れます。
不運は突然やってくる。突然の幸福は、実は災厄の始まりであるのだそうです。
ずいぶん前の「やるべきことリスト」や「願いのリスト」を発掘してしまうことがあります。
やるべきことのいくつかは片付いており、願いのいくつかは確かに叶っています。
でも幸せになった気がしないのは、僕が「多少の願い事は叶って当然だ」という姿勢で臨んでいるからでしょう。
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