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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2006年08月30日(水) 八百万の死にざま とりあえず朝起きて仕事に出かけたのですが、途中で
機嫌気分が悪くなって戻ってきてしまいました。妻は不要になった子供服をリサイクルショップに持ち込んでいて不在でした。金にはならず、無料で引き取ってもらうのがせいぜいだったそうです。
これではいつまでたっても仕事上の信頼が・・という焦りもありますが、焦っても仕方ありますまい。
映画『八百万の死にざま』を見ました。
・マット・スカダーは車に乗らず、地下鉄とタクシーと徒歩で移動する。
・マット・スカダーは銃を持ち歩かない。
・マット・スカダーは女にはだらしがない。
そのような設定はどこかに消えてしまい、車を乗り回してカーチェイスを行い、銃をバコンバコン撃ちまくり、女には妙にストイックなヒーローになってました。
酒を飲むトラウマさえ、別の設定に変わってました。
推理小説ファンからはひどい評判をもらっていたので、余り期待していなかったのですが、まあ原作の雰囲気を期待しているとがっかりします。
じゃあ、つまんないかというと、そうでもなく、原作とはストーリィも登場人物も変わってしまってるので、「最後はどうなるのか」期待だけで終わりまで見てしまいました。
この映画、日本語版のDVDは未発売なので、VHSテープを探しました。しかしテープでも安いものが出ていなくて、正札1万何千円のままです。レンタルで借りようかとも思ったのですが、ヤフオクで落札しました。
届いた品物を見たら、レンタル落ちでした。こういうものを見ると、本当にレンタルショップで不要になって処分されたものか、それとも物故品なのか疑ってしまいます。テープならともかく、PDAとかノートパソコンとか、本体だけで充電器もなく(むろん保証書もなく)、届いたものを見るとシリアルナンバーのシールが剥がしてある・・なんてのは明らかに怪しいです。
物故品というのは隠語で「いわく付きの品」のことです。暗に盗品であることを示しますが、盗品故買は犯罪ですから、そうはハッキリ言いません。物故は人が死ぬという意味であり、ぶっ壊れた→物故割れたというシャレ?から「故障品」を示すこともあります。
ヤフオクが盗品現金化の一大市場になっているのは間違いないと思います。
2ちゃんねるとか、P2Pファイル交換ソフトとか、ヤフオクとか、怪しい部分を含んだものが流行るようであります。
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