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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2006年03月05日(日) ワールド・ベースボール・クラシック 土曜日には次女が、日曜日には長女が熱を出して、小児科の緊急当番医のお世話になりました。幸い休日とはいえ昼間だったので、医者を捜すのに苦労はありませんでした。
子供が小さかった頃は、熱を出されるというのは悪夢のようなことでした。なんで決まって夜中に熱を出すんだろうと思うぐらい、昼間には熱を出してくれないのであります。昼間から熱があってもたいしたことがなくて、「このまま様子を見よう」とすると深夜になって火のついたような泣き声で叩き起こされるのでありました。ひどい高熱と脱水症状でぐったりとして、これはやばいと思って緊急当番医を探しても、必ず小児科があるとは限りません。小児科も標榜している内科が当番という幸運に恵まれなかった場合には、内科に電話をかけて幼児を診察してくれるように交渉しないといけませんでした。
複数ある内科に電話してもたらい回しにされて、しかたなく二巡目の交渉に入り、「もし症状が重かった場合には救急病院に回ってくれるように」と念を押されてやっと診てもらったりでありました。
その救急病院も頼りなくて、「うちにはそもそも小児科医がいませんので、つれてきてもらっても困ります」などと言われたことも何回か。小児科医不足も深刻なのでありました。
最後は高速道路に乗って県庁所在地や峠の向うの二次救急に行くか、さらに運が悪くてそこの医者が手が離せなかったりすると、別の県の病院に行くか、それとも大学病院や慢性疾患専門の県立こども病院の当直小児科医を叩き起こすか、ただの風邪でそこまでするのは親のエゴではないかと思わせる選択肢を提示されるのでありました。
その後、大学病院と市内の救急病院が三次救急病院の座を争った結果、小児科医救急が充実したり、最近は近所に夜11時まで内科・小児科を診てくれる共同診療所ができたりして改善されたのですが、こどもの方も大きくなって、夜中の発熱も朝まで様子を見られるようになった結果、最近は救急にお世話になっていません。
というわけで、こどもに熱があっても、夕方からテレビで野球を見て過ごしていたわけであります。残念ながら王ジャパンは韓国に負けてしまったのでありますが、まだアメリカラウンドがあります。負けたのはすごく残念なのでありますが、この3月の早い時期から「本気モード」の野球が見られたことはすごく満足なのであります。
ナショナル・チームへの参加を回避する選手がいたり、3月なんかはまだまだ調整中で本気にはなれないという本音が出たりして、野球ファンとしてもスタンスに困っていたところでした。しかしイチローの「むこう30年」発言から、一気に負けられない真剣勝負という雰囲気が出て、見ていて実に楽しかったです。
今年からファンになると決めた楽天野球団はまだオープン戦で勝ち星がありません。と言うより二桁失点で負けてばかりでは応援のしようがないぞ! そもそもWBCに誰も選手が呼ばれていないという状態で、選手の名前すら覚えていません。世間を騒がせた岩隈・一場ぐらい(ああカツノリもいたか)。ぜひ応援できるプレイヤーが出てきてい欲しいです。
夜中に仲間とSkypeで分かち合い。
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