心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2005年11月30日(水) 真っ赤なドキュメント

昨日上司にメールで送りつけたレポートは、案の定真っ赤な字でたくさんのコメントを付加されて突き返されました。やっぱり自分には協調性というものが不足しているなぁと実感させられる出来事でありました。

「AAのステップは理想を述べたもので、仕事をしていく上ではステップなんて応用できない。謙虚だの今日一日などと言っても世間では通用しない」というような意見を耳にすることがありますが、僕はそういう考え方には賛同できません。
たしかに仕事というものには、自分の利益を確保するために、他を押しのけねばならない側面があることは否定しません。でも、「自分さえよければよい」という行動に傾くと、結局自分の利益にはならないものであります。かといって、自己犠牲に傾けば、生活していくだけの金銭を獲得することすら困難になってしまうでしょう。
つまるところ、すべての事柄はつながっているのだということを意識しつつ、バランスの取れた行動を選択していくというが目標になるのでしょうが、それこそがステップの要求しているものだと思うのであります。

さて、先日日曜日に「サンタの○庫」でプリンターを購入しました。
ここのところ5年ばかり、裏紙印刷専用のプリンターにはキヤノン製を使ってきました。なぜキヤノン製を使っていたかというと、インクカートリッジの使い回しができるからです。リフィル(再充填)インクを使って、印刷コストを抑えようとすれば、インクカートリッジは、家にある何台かのプリンターで使い回しができたほうがいいにきまっています。

1990年代のキヤノン製プリンターは、プラスチック部品が多くて、コンパクトで軽くてよろしいのです。しかしその反面耐久性に乏しく、機械的に摩耗してしまうという壊れ方をしました。ただ中古品が安価に出回っていた(数百円で手に入った)おかげで、とっかえひっかえ使ってきたわけであります。

ところが最近になって、そうした古いプリンターが中古屋から姿を消してしまいました。けれど、同時代のエプソン製プリンターは、まだ店頭に飾られていて、今後のタマも十分にありそうです。

思えばキャノンにこだわったのはカートリッジの再利用が理由です。しかし、以前と比べて僕の印刷する紙の枚数はずっと減ってきました。以前は「画面で読むと肩がこるから」という理由でホームページもなんでもかんでも印刷してから読んでいました。メールを書くにしても、長い場合にはいったん印刷して推敲していたりしたものです。何百枚にもなるプログラムコードを印刷して、それを綴じて持ち歩いていたりしました。

でも最近は、カラーで構成されたページが増えてウェブページを印刷するとカラーインクを大量消費してくれるようになり、滅多に印刷しなくなりました。メールは書きっぱなしで送ります。最近は紙にプリントアウトされたコードを読んでいるプログラマーも見かけません。

というわけで、しばらく前にPM-670Cを500円(税込み)で、日曜日にはPM-760Cを2千円あまりで入手して、キヤノン製を置き換えることとなりました。いずれも別に買ったインクカートリッジのほうが高かったです。

キヤノン製と違って、エプソン製は金属部品が多く、ちょっと重くて大きいのが欠点ですが、機械体としてはしっかりしているので、今後何年もつきあっていけるのではないかと思っています。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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