心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2005年07月30日(土) オープン・スピーカーズへ

無理だ。とは思っていたものの、一応8時に目覚ましをかけておきました。
そしたら、それが鳴る前に夏休みの娘たちに起こされました。

朝から何も食べる気になれません。コーヒーを飲んで、バナナを一本食って、9時までにETCのゲートをくぐれば高速道路が5割引なんだという考えだけに支配されて車を出しました。
サービスエリアのモスバーガーで朝ご飯。給油して、小淵沢インターでおりました。

八ヶ岳高原道路は無料化されてから遅い車が増えたような気がしてなりません。気持ちよく飛ばしていると、前にすぐ車がつまってしまいます。かといって、見通しが悪いので、追い越しは命がけです。
天女山の下の交差点で、合宿らしい女子高生の集団とすれ違いました。暑い中、麓の駅から上ってくるのは大変だったでしょう。
教えられたとおり、野辺山から直接川上村に向かいました。ここらへんの風景はいずれ写真ブログのほうに載せる予定です。

会場は暑かったです。金沢から来ている仲間に「長野が涼しいというのは幻想で、本当にクーラー不要というには、上高地にでも行かないと無理ですよ」と言ったら、「この前、上高地に行ったら31℃だったんよ」と切り替えされてしまいました。

僕が10代の頃には、僕の住んでいる地方都市には、クーラーのない喫茶店だってありました。年平均気温はそんなに変わっていないようですが、冬に寒い日が減り、夏に暑い日が増えたのは確かであるように感じます。

お弁当はおいしかったです。

人の話はたいして聞かずに、眠いので寝ている時間が長かったように思います。「お前は何しに来ているんだ」と怒られそうですが、まあ「AAの空気を吸いに来ている」ということにしておきましょう。

6年この地でへき地医療にたずさわった医師が、アルコールの患者さんを自助グループに紹介するのだけれど、そうやって良い方向に向かっていった患者さんは一人もいないまま、任期を終えたという話が印象的でした。

帰りは、佐久・小諸から三才山峠を越えてきました。

ひさしぶりに仲間と電話で長話をしました。ソーバー続けていたって、神様なかなか楽はさせてくれないなぁ、という感じでありましょうか。でもね、お互い酒が止まって良かったよ。

うつで思考能力が鈍っているのと、疲れと、なんだかちょっとハイな気分になっているのと、ごちゃまぜのまま、もう午前3時であります。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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