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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2004年07月05日(月) 会うは別れのハジメなり というアルバムが立花ハジメにありましたな。
最近、あいついで二人のAAメンバーが天命を全うされました。残念ながら、僕は二人とも知己を得ませんでしたので、知っているのは顔と名前だけであります。有名なAAメンバーというのが存在し得ない以上、それも当たり前なのかもしれません。
直接知るメンバーたちには悲しみが残るのでしょうが、話を聞いただけの人間としては、「飲まずに死ぬのが私たちの目的である以上、目的を遂げた爽やかさ」というものを感じます。自分もそうありたいという願いがあります。
JSOに電話したら、すでにKさんは退職されたという話を聞きました。人間いつかは今いる場所を去るものであります。
会社の朝会で、社長が会社をたたむ可能性を示唆しました。先週に収支状態を聞かされていたので、「まあそうだろうな」と思っただけで、それほど感慨はありません。職を失えば経済的に困るでしょうし、生活レベルを下げるのに慣れるのは大変なことです。でも、そちらはあまり心配していません。あがいたところで自力での解決はできない問題ですから。
しかし、中途半端で終わるかもしれないプロジェクトに対して、モチベーションを保ち続けられるか自信がありません。会社に対してはプライドなんて存在してませんが、職業に対してはプロ意識というものはあります。金銭的な問題で頓挫するプロジェクトというのは、いつでも悲しいものであります。
人生に始まりがあって終わりがあるように、居場所にも始まりがあって終わりがあります。長く同じ場所にとどまるのを神様は僕に許してくれないようであります。出会いがあれば、別れもあるのが人生。
さらりーまんであるのは楽でよかったけれど、こんどは個人事業主ならざるを得ないかもしれません。自由は増えるけれど、自己管理能力が問われるから大変なんですよね。
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