心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2004年06月22日(火) 脳疲労

神よ我に与えん
変えられざるものを受容する沈着と
変えるべきものを変える勇気と
その違いを分別する知恵を

とある軍司令部の壁に刻まれた文字を日本語として紹介した文だそうです(記憶あいまい)。

僕は変えられざるものを変えようと、無益な努力を続けていたようです。
もちろん、変えられざるものは変えることなど出来ようもなかったのです。
「そのままを受け入れる」と言いながら、行動では変化させようと力を加えるという自己矛盾。
残ったのは徒労感と無力感と心の傷だけです(なんで日本語には複数形がないんだ)。

うつではないのに、調子が良くありません。脳疲労でググって< みました。

夜遅くまでパソコンに向かう、仕事をする、考え事をする、思い悩む等々、脳を酷使している状態に加え、夢をよく見る、寝つきが悪い、浅い眠りなど眠りの質が悪い場合、脳の疲れがとれず慢性的に疲労状態となり、結果的に自律神経の乱れや鬱的気分、情緒不安、記憶障害などが起きてきます。

夜遅くまでパソコンに向かい、仕事をし、考え事や悩み事にふける自分には耳の痛い話であります。もっとも夜はパソコンもそこそこに布団に横になってしまいましたけど。

距離を置いてみて、初めて気付くこともあります。気付きはいつも深刻になってから与えられるのは、知恵を望んでいないからでしょう。
解決の方法なんてわかりません。ただ時間が押し流していってくれると信じるほかはありません。

「時間」は僕が最初に抱いたハイヤー・パワーの概念です。時間は誰にも抗いがたい強大な力で、何もかもを押し流していってしまいます。そして、世の中には時間が解決してくれる問題もあれば、時間だけしか解決できない問題もあります。焦ってみたところで仕方ないけれど、待つことは僕の苦手です。
ここで中島みゆきの「時代」とかを引いたりするとペシミスティックになるのでやめておきましょう。

「無名の性依存症者の集まり(SA)」 のページを紹介するメールを頂きましたので、リンク集に追加しておきます。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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