心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2004年06月13日(日) よりどころを求めずに

免許更新センターに行って、運転免許の更新。
この事件 のおかげで、ゴールド免許とはお別れであります。それでも道路交通法の改正で5年間有効な免許証をもらえました。
片目が弱視で視力がないので、いつも視野検査を受けているのですが、片目で140度の視野を確保するのは難しいものです。そのせいで適性検査でひっかかっております。今回は、弱視の目(遠視)も無理やり矯正したメガネを作り、なんとか片目0.3の視力を作り出しました。実際には0.25ぐらいの視力しかないので、あとは「感」と「運」が頼りでありました。

「安全協会にご協力いただけますか?」という笑顔の質問に、
「ごめんなさい、僕お金ないんです」という返事をしたところ、笑顔が消えて能面のようになってしまいました。そう言いながら一万円札を出して、おつりをもらっていたりします。

25分の映画を見せられました。思ったよりも穏やかな内容で、「交通警察24時間」とか「緊急病棟24時間」とかいうテレビ番組のほうがよほどショッキングであります。あと25分は講義の時間で、道路交通法の改正の話が主でした。飲酒運転関係の罰則も点数もずいぶん重くなりました。飲酒運転は、偶然の犯罪とは違って「故意犯」であるから、厳罰で臨むのだそうです。実際それで件数は減っているので、抑止効果はあるのかもしれませんね。

病院メッセージの輪番の日だったのですが、そんなわけで休ませてもらいました。自分がいなくても物事が動いていく安心感を感じます。でも本音を言うと、ちょっと淋しかったりしますね。まあ、贅沢を言えばキリがなしです。

AAも僕の人間関係も変化を続けています。変化を続ける流れに逆らって泳げば、疲れ果てて人生はすぐ終わってしまいます。絶対的なよりどころを求めずに、ありのままの自分を養っていきたいと思います(センターで暇だったので孟子を読んでいました)。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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