心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2004年05月27日(木) イライライライライライライライラ

朝すっきり目がさめたと思ったら、単なる早期覚醒だったようで、身体がきつくてたまりません。
回復は一日ずつ なのだから、プログラムを始めたからといって、そんなに早く奇跡のような結果を期待するのは無理でしょう。

依存症からの回復とかうたいながら、すっかりうつ闘病記へと変わっているこのごろであります。

うつ状態は、落ち込んでばかりではありません。イライラして落ち着かないということもあります。大した仕事はしていないのに、一日緊張が解けないおかげで、夕方には疲労がたまっています(易労性といいます)。「ああ疲れたな、早く帰って横になりたい」というのが自然な考えなのでしょう。でも、夕方に駐車場で、落ち着きのなさを全開にしてしまいます。素直に家へ帰るより、ルーチン外のミーティングに出てみたくなるのです。
しかし物事が決断できないのも症状ですから、車の暖機運転が終わっても、まだ運転席で決められずにいます。そして、いくらなんでもこれからミーティングに行っても遅いだろうという時間になって、家へ向かいます(外部要因による意思決定)。

ミーティングに行って見慣れた仲間の顔を見れば、心は安らぐでしょう。しかし身体は確実に疲れます。疲労の上に疲労を重ね、そいつを翌日に持ち越していくのは良くありません。ルーチンのミーティングだけきっちりこなしていればいいのだと分かっていても、イライラ落ち着かないのです。
まして週末にはラウンドアップが控えています。これも肉体的には大変です。過労と抑うつ全開で行ったら台無しですから、僕の選択は正しいのでしょう。
でも何か、脅迫的な何かが存在しています。

僕は大局観を失っています。時期が来れば良くなるのは経験が証明しています。じりじりと一日が過ぎていくのを待っていればいいはずです。でも、どうしても、「世の中でこんなに苦しい思いをしているのは自分だけ」という考えにとらわれがちなのです。

困ったものです。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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