心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2004年04月17日(土) 種まき

実家へ稲の種まきに行きました。田植えのときに使う苗を育てるために、でっかいトレイみたいなのに土を盛り、その上に発芽した籾を撒いて、また土を薄くかぶせ、そして水と温度管理を適当に行えば、3週間後には植えられる苗に育ちます。
もちろん苗の状態で農協から購入することもできますし、籾の状態でも買うことはできます。でも買えば金がかかりますから、手作業をすることで購入資金を節約しているわけです。
籾を発芽させるのはそれほど難しい技術ではなく、単に籾殻のまま水につけておけば良いだけです。が・・・母が雑に籾を選んだせいでしょうか、今年は2割ぐらいの米が発芽しないまま残ってしまいました。
発芽しない米は、殻が取れてお米(玄米)になってしまいました。それが籾の間に点々と散らばっているのです。それを箸代わりの竹串2本でつまんで取り除くという、気の遠くなるような作業が待っていました。「なんでこんなことになるんだ。農協で籾を買ってくりゃいいじゃないか」と電話をしてみたのですが、残念ながら売り切れでした。

それでも夕方には作業も終わりです。兄は自室で昼からビールを飲んでばかり・・・、休みだからといって昼から酒を飲む習慣は「いかがなものか」と思うのですが、そんなことは母からも義姉からも甥や姪からも言われているでしょうから、重ねて言うことはしないことにしています。
僕は今年の秋は、ラウンドアップやら新潟やらで、稲刈り・脱穀とも逃げ出す予定でいますから、春のうちに恩を売っておいたほうが得策です。

義父(これは我が家のほう)が竹を鎌で切っていて、間違えて自分の左手を切ってしまったのが、確か一週間前です。救急病院で筋肉を縫い合わせてもらったのは良いのですが、今度は「親指が外側に曲がらない」そうで、手術して入院となりました。妻はそちらにかかりきりです。

でも子供たちは、種まき後に母がお風呂に入れてくれましたし、夕食も途中の吉野家で豚皿を買ってきて先ほど済ませました。布団もひいたし、あとは歯磨きをさせればOKというところ。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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