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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2003年09月23日(火) ごく一部の例外を除けば ヘアドライヤーがなくても、タオルでよく乾かせば、9月の陽気なら風邪をひくこともありません。ちょっと寒いけれど、お湯の出が良いからお風呂にお湯を張って入りましょう。朝は温まったお湯でコーヒーをいれました。ただ、冷蔵庫がないのはさびしい。
同僚は後悔の言葉しきりであります。「ホテルがストレッサー」などとほざいておりますが、結局のところ、富山では彼の好きなテレビ番組をやっていない、という不満が根源のようです。
明日から仕事は山場を迎えるわけですが・・・、できていないものは、できていません。今週検収が終わったら、機械屋さんが来週いっぱい機械の再調整をするつもりらしいです。その次の週に出荷するとすると、梱包やら通関やらで、機械が現地に着くのが10月13日の週。
20日ごろから出張ということになるでしょうか。
皆で、現地で使う携帯電話の調達の話をしています。
さて、続き。
usually men and women who are constitutionally incapable of being honest with themselves. There are such unfortunates. They are not at fault; they seem to habe been born that way.
constitutional は「体質・気質」。incapable は「〜できない」(する能力がない)。be honestは普通は「正直になる」なんですが、with oneself だと「自分に率直になる」とか「自分に誠実になろうとする」というほうが僕は好きです。でもAAの定番の言葉で「自分に正直になる」を採用。
要するに、自分に嘘をつき通しているうちは回復できないのだが、どうやらそれを貫き通してしまう人々が世の中にはいるのだ、と言いたいわけでしょう。
unfortunatesは不運の人たち、at faultは「〜の責任」。最後のwayを何に訳すかはとても難しいけれど、bornがありますから、生まれたあとの道=「生き方・人生」でいいでしょう。そのような人生に生まれついて、そしてそれを生きて、酒で死んでいく。
「そうした男たち女たちは、たいていは自分に正直になることができない気質なのだ。彼らは不幸な人々である。彼らが悪いのではない、それが彼らの人生であるらしい」
心や頭の病が原因で回復できないのが理由ではないと、この段落の後ろに書いてあります。奥深い自分自身、自分の良心に率直であろうとすれば、欺瞞に満ちた酒びたりの日々を送れるはずはありません。ところが、スピリチュアル(霊的)な病気は欺瞞を可能にするのです。
回復は、ごく一部の例外を除けば、ほとんど誰にでも可能なのだ、という意味を、僕は5章の先頭から受け取っています。
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