心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2003年08月18日(月) 天気図

ふと天気図を見るとまるで梅雨時のような図になったままです。今年の夏は結局、はっきり梅雨が明けないまま終わっていくのでしょうか。(それでも記録上は明けたことになってるはず)。

高校生のときは、山ほど天気図を描きました。といっても、生のデータから描いているわけじゃなくて、ラジオの気象情報(プサン・南南東・風力3・11ヘクトパスカル・26度・天気晴れ・・・とか延々言ってるやつ)を聞きまして、天気図用紙に線を引き、高気圧や低気圧や前線を配置するという作業です。
NHKの中波第二放送で日に3回、短波で日に2回放送してくれます。なんでこんな放送をしているかというと、農夫や漁師の人、それに登山家や野外で作業をする人などは、天気も関心事だけど、風の強さや向きなども欠かせない情報だそうなのです。例えば農薬を散布したり、海へ出たり、ロープで高いところからぶら下がったり・・・。
もちろん、気象庁は風の予報もしてくれるのですが、どんなスーパーコンピューターよりも、地元の人の天気図を読む経験のほうが、局地的な予報は正確なのだそうです。天気図をFAXで配信してくれるサービスもありますが、なんといってもラジオはタダだし、電話線の届かない場所でも役に立ちます。

人に頼まれて、録音したテープを聞きながら何十枚・何百枚と天気図を描いても、それで予報をしたり仕組みを理解したりしなければ、気象予報士にはなれないのでありました。

どんな天気でも構わないのですが、コメが花を咲かせ実をならせる季節ですから、このまま天候が悪く推移すると、不作になるでしょう。不作でもコメの値段が極端に上がったりはしないものですが、同じ値段で食べられる米の味は確実に落ちることになって困りものです。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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