心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2003年07月31日(木) 人は人、己は己

今日もきっちり休みまして、会社から「そろそろ出てきてくれないか」と言われました。
だからってわけじゃありませんが、明日は出勤します。そろそろ家にいるのも飽きてきました。というか、家に居たいから居たんじゃなくて、そこに居るしかないから家に居たのですから、飽きたも何もあるもんじゃありません。

ひさしぶりにパソコンで遊んで、HTMLやCSSを書きました。そう、さすがのひいらぎにだって、パソコンの電源が入らない日もあるんです。パソコンの前に座っていられるだけで、うつからの回復を見ることができます。

「あなたのうつは、日ごろの睡眠不足を補うための<寝溜め>」

と言われましたが、寝溜めはともかく、日常生活の中で、気力か精力か体力か、それとも信仰のようなものなのか、それをすり減らしてしまい、充填期間が必要になってしまうのが、僕のライフスタイルなのです。なにも日ごろからそこまで無理して突っ走らなくても、と自分でも思うのですが、なかなか変えられないものです。気が付いたときには蟻地獄にはまっているというのが恒例のパターンです。
こんな時に「なんて生きるのが下手な自分なんだ」と自己嫌悪に陥ってしまうのは楽なんですが、それだと蟻地獄から抜けられないので、「しょせん自分なんてこんなものさ」という諦念というか開き直りというか、これもひょっとしたら謙虚さの一種なのかも、という境地でへらへらと過ごしていくのがもっとも生産的です。
社会的に見れば、もう少し仕事にもその他の生活にも手を抜いて、蟻地獄にはまらないように生きて、寝込まない人間のほうが評価が高いのでしょうね。でも、そんな生き方ができるんだったら、もともとうつ病になんかなりゃしませんよ。人は人、己は己。



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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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