心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2003年07月21日(月) 例によって予備校

9年あまり前に自分が書いたソフトウェアを修正しています(というよりまったく新しく書き直していると言ってもいいぐらいです)。9年前といえば僕は入院を盛大に繰り返しているころであり、出勤していても「早く家に帰って最初の一杯に口をつけたい」盛りでしたから、当然書かれているソフトにも混乱が多数あります。
とは言っても、当時の計算機の厳しい制約の中で書かれたソフトと、現在の恵まれた環境の中でのソフトでは出来上がりに違いがあるのは当然かも。それに、ちょっと言わせてもらえれば、30代の9年間の中で、職業人としての成長が多少あって当然でしょうね。そう考えると職業人にとってのキャリアと実績というのは、素質とか向上心とは別に重視しなければいけないことなのでしょう。
ビッグブックにも、「過去の実績によって判断されるのだということを学ばなければならない」とかありました。そうだとすると、数日より数ヶ月、数年、十数年、数十年と重ねることで人間の評価は変わってくるということです。
それでも、「今まで何をやってきたか」という経験よりも、「今これから何ができるのか」ということが大切なのでしょう。でも、「これから何ができるか」を判断することは難しいから、過去に目を向けて計るしか方法がないのでしょう。
その意味では、場所を移転してあるく人たちは、それを素直に計ってもらえないので可哀想な部分もあるでしょうね。僕も、ソブラエティの長さなどではなく、新グループで何ヶ月やっているのか、そこでこれから何ができるのかを大切にしていきたいです。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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