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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2003年07月08日(火) カタカナ中文しばり 最近コンビニエンスストア(全家商店)やスーパーマーケット(超級市場)の清涼飲料水の棚を覗きますと、なにやらカクテル(○尾酒)らしきカン(罐)や瓶が並んでおります。
「やれやれ、ついに酒が5割を越えてソフトドリンク(軟飲料)の棚を侵食し始めたか?」
と疑ってみたのですが、そこにあるのは、ノンアルコール(不酒精)と言いながら実は低酒精のビール(○酒)であったりはせずに、○尾酒を真似た清涼(炭酸)飲料だったのです。
ちゃちな模倣品であるそれは、いわく「ソルティーキャット(塩猫)」であるとか、「ブラッディーウルフ(血的狼)」などとふざけた命名を受けております。すでに本物の味の記憶は薄れておりますが、本物より美味しく作ってあるように感じました。でも、決して「こりゃうまいわ」とは言えませんね。だいたい○尾酒というものは、女性向のものを除けば、決して単体では美味とは言えないもので、酒精が入っていてこそのものです。とくにアルコホーリク(酒精中毒者)にとっては酒精抜きの○尾酒なんて意味がありません。
だいたいワインビネガー(葡萄酒醋)とか入っているけど、本当に不酒精なのかなぁ。美味でないものを、それなりに美味しく仕立てようという無駄な努力が空しいです。
「それなりにうまい」と感じたのは、気分転換飲料と名乗っている「ビンタ(鬢打)」でしょうか。グレープフルーツ(葡萄柚)と食塩で苦く仕立て、カラメル(焦糖)で色をつけ、カフェイン(珈琲○)でさわやかさをかもし出しているそれはそれなりに飲めます。でも、苦いような飲料なんてすぐに廃れそうです。
むかし好みだったキリン(○○鹿)の「ビターレモン(苦的檸檬)」もなくなっちゃったし。
それにしても、シフト(変則)JISに入らない文字が多いです。やっぱ時代はウニコード(海栗子軟○)かなぁ。
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