心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2003年05月07日(水) 心の奥底から出てくるもの

メールも頂いているし、手紙を頂いているのですが、なかなか返事を書くことができません。
メールについては、全部目を通す努力はしています。負荷が軽いときには、返信も書きますし、掲示板へコメントを付けることもします。手紙については、数枚程度のものでしたら目を通しますが、添付資料が分厚かったりすると拒否反応が出て読めません。手紙の返信はメールより「ずく」が要りますので、より少なくなってしまいます。

「ずく」というのは、長野県の一部の方言で、標準語に同じニュアンスの言葉を求めるのが難しい単語のひとつです。「ずくがない」は「やる気が出ない」かな。「ずくを出せ」は「がんばれ」、「ずくなし」は「手抜き」、「ずくが要る」は「手間がかかる」といったところ。たぶん「ずく」は人間の心の奥底から出てくるものなのでしょう。
ずく以前に、人間としての能力の限界にあたっているせいで、なかなか返事も出せません。このご時世に忙しいと言っていられるのが幸せなのか、それとも過労で倒れる運命なのか。

そういえば今日は会社の健康診断でした。身長が170cmを越えて一安心。
女性が体重にこだわるのと同じように、男性は身長にこだわってみたりするものです。もっともこちらはそれほど変えようがありませんので、気にするのは僕のような境界線上の人間ぐらいでしょうが。

頭痛は睡眠不足のせいでしょうか。
週末ぐらいは布団の中で過ごしたいけれど、そうも言っていられなさそうな雰囲気です。
田植えの季節がやってきます。



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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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