心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2001年09月21日(金) 平気で嘘をつく人

嘘をつかない人間はいません。
でも、たいていの人は嘘を発する瞬間に、心の中に何かの痛みが走るのでしょう。嘘を言っているな、と周囲にバレバレという人もいます。僕もそうで、カミさんには「嘘を言っている瞬間が分かる」とまで言われてます。しかし、世の中には自分の利益を守るためには、何の顔色も変えずに嘘をつける人もいます。もっと悪いのは、自分の利益よりも、他人の不利益のために嘘をつく人もいます。自分が幸せになりたいために嘘をついてしまう、というのは理解できなくもありません。でも、人の足を引っ張るために(自分の利益を犠牲にしても)嘘をつく心理は、「幸福の追求」という原理からは理解できません。そこにあるのは、恨み・妬み。
今日会った人は、そういう人です。確かにここ数ヶ月、その人との間に利害の対立があったことは事実です。しかしながら、今日の会話は「お互い腹を割って話そう」という次元の話し合いではなく、細かい穴のほじくり合いが発展した非難の応報。帰社すると、「世の中にはああいう人もいるのだ」と上司に言われました。
昔スポンサーに言われた「アル中でなくとも霊的に病気の人はいるのだ」という言葉を思い出しました。Big Bookにも「私たちは病気の人には同情を持って接するのだ。たとえ、それが霊的な病気であっても関係ない」とかなんとかありましたね。僕も言いたいことは言ってしまったのだし、それでよしとして、心の中に恨みを残さないようにしたいです。そうしないと、その恨みがどんどん膨らんでくるから。
でも、今月末の支払いが満額でなかったら、喜んで内容証明とか書いていそうな自分です。



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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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