心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

ホーム > 日々雑記 「たったひとつの冴えないやりかた」

たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
もくじ過去へ未来へ


2001年09月17日(月) 覚えていない昔

筋肉痛バリバリです。仕事は座り仕事なんで問題ないんですが、ちょっとでも体を動かすと、痛いです。
月曜はホームグループのミーティング。ほかのグループの仲間がやってきてくれました。

「最初は、母親がここのミーティングに通いだしたんだ。
 月曜日になると、どこかに行っているんで、何かやっているんだなと思った。
 そして、その頃から自分の飲酒について、煩いことを言わなくなった...」

ホームグループは事実上毎回オープンミーティングなんで、家族の方が訪れることも多いのです。僕は記憶力が悪いので、昔誰がきて、自分が何を言ったかなんて覚えていません。でも、相談を受けたとしたら、

「口出しはしないで、飲みたいだけ飲ませてあげなさい。ただし、その尻拭いの手伝いはしないこと。本人の生活が行き詰まらないように協力していると、飲んでいる年数だけが増えていきます。早めにどん底に突き当たったほうが、失うものが少なくてすみますから。仕事とか家族とか。ただ、死なないように、それだけは気をつけてあげてください」

とか何とか言ったことでしょう。
僕も父母と暮らしている頃は、父母の助けで仕事が続いていました。でも、その間は、なかなか自分と直面しようとは思わなかったものです。でも、家から離れてアパートの一人住まいで死んでいった仲間もいます。僕も多分そうだったかもしれない。



もくじ過去へ未来へ

by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


My追加