Fear not, as God is with you - 2004年08月22日(日) 教会に行く。先週も、デイビッドが泊りに来てたから教会はさぼっちゃった。 教会に着いて階段をのぼり終えたところで携帯がなった。ID は「unavailable 」。天使だった。「今電話してくれた?」ってあの人が聞く。「ううん、してないよ」「ほんと? 国際電話みたいだったのに」。日本の携帯のシステムは知らないけど、国際電話ってわかるのかな。「あたしじゃないよ」って笑う。「今どこにいるの?」「教会に着いたとこなの」「そっか。今日日曜日か。じゃあまた電話するね」。クワイアのバンドの演奏が始まってて、聴かせてあげたいなって思った。 パスター・ピートはまだ休暇中で、今日はダリルのお話だった。「Fear not, as God is with you」。何度も何度も何度も自分自身のこころで繰り返してみる。どんなに神さまを信じていても、ジーザスがいつもわたしと一緒にいてくれることを知っていても、恐れが無くなることなんかない。失う恐れ。間違う恐れ。将来への恐れ。欲しいものが手に入らないかもしれない恐れ。難しい。どんなにジーザスが愛してくれてることを受け入れてても。 ジェニーとヒューリンとジョセフとジムと、それから何て名前だっけ、ジムのガールフレンド。6人でジョセフの車に乗って、アパーウェストサイドにローラーブレイドしに行く。いつも行く、デイビッドんちのすぐ近くの公園。「あれがデイビッドのアパートだよ」ってジェニーに教える。「いいなあ、こんなとこに住んでて」って言うジェニーに、なんか得意な気分になる。 そこからバッテリーパークまでローラーブレイドすることにした。言い出したのは果敢にもわたし。一番ヘタクソなくせに。12、3マイルの長い長い距離を、何度も止まりながら滑る。「Fear not, as God is with you」って笑いながら。バッテリーパークからUターンしたときには、もうくたびれ果ててわたしは何度も転んだ。激しく転んだ。おなかが空いて喉が乾いて、日が沈んで真っ暗で、またケガをするのが怖くなってナーバスになる。そのせいでよけいに転ぶ。ジョセフの案で、チェルシーピアでストップすることに決めた。それからジョセフがひとりで延々、車の止めてあるアパーウェストサイドに戻って、そこから車でジェニーとヒューリンとわたしを迎えに来てくれた。ジムとガールフレンドはバッテリーパークに行く途中で見失う。 お尻が痛い。痛すぎ。 ジョセフの車で教会に戻ってから、教会に止めてあった自分の車でうちに帰る。 帰り道で携帯が鳴った。デイビッドだった。「危ないから、うちに帰ってからかけ直しておいで」。 ローラーブレイドの報告。お尻が痛い報告。 「また行きたいな。今度はちゃんとバッテリーパークから最後まで戻って来たい。ねえ、今度はあなたと行きたい」。 「オーケー」ってデイビッドは言った。 一番恐れてるもの。 デイビッドを失うこと。 なぜ恐れるんだろ。 神さまが会わせてくれた人なのに。 Fear not, as God is with you. -
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