天使に恋をしたら・・・ ...angel

 

 

フツウ - 2004年04月29日(木)

気温がまた上がった。79°F。
セラピーの帰り、銀行に寄ったら携帯が鳴る。
「すっごいいい天気だよ。きみは外にいる?」。
デイビッドはナターシャ連れ出して外にいた。

ゆうべ、夜中に電話をくれた。あんなメールのこと忘れたみたいに、フツウにおしゃべりした。二日間まるで外に出なかったから、昨日デイビッドはうちの前に椅子を出してお陽さまに当たりながら本を読みなさいってわたしに言ってた。

外にいるよ、って得意げに答える。タンクトップで歩けるほどのいいお天気。銀行の前でディーナにばったり会った。「電話しておいで」ってディーナは言った。なんか見えた? 何が見えた? わたしの顔に。わかんない。まだ電話するかどうかもわかんない。


イタリアン・ベーカリーでパンを買ってうちに帰ったら、お向かいの素敵なおうちのおじさんとおばさんが話しかけてくれた。足をケガしてから、近所の人がずいぶん話しかけてくれるようになった。「いつでも遊びに来てちょうだい。あなたのことシャーミンにいつも言ってるのよ、お宅の一階には可愛らしいお人形がいるって。あなたはほんとにお人形みたい。私はオリエンタルの女の子が大好きなの。うちの息子もオリエンタルの女の子と結婚してくれればよかったのに。なんで笑うの? 私真面目なのよ。I love you, Sweetheart 」。「お人形」だって。おばさんわたしの歳知ったら腰抜かすだろうなと思った。それよりおばさん、「オリエンタル」って差別用語じゃん。いけないじゃん。前の街ではみんな普通にその言葉使ってて、わたしは「エイジャン」って言われるより好きだったけど。


ケガしてから初めて、自分でランドリーに行ってみた。今まで大家さんの奥さんのシャーミンがしてくれてた。でもシャーミンは最近お客さんが多くてとても忙しそうだから、申し訳なくてお願い出来ない。ほんの2ブロック先のランドロマットまで車で遠回りして行く。ランドロマットのおじさんが手伝ってくれた。

それから今日は公園のトラックで歩く練習をした。
今日は6周しか歩けなかった。痛い。まだ痛い。


デイビッドは夕方からベイスボールのゲームがあって、夜電話したら「負けた」って言ってた。シーズン初のゲーム、負けちゃったよ、って。

やっぱりフツウにフツウに今まで通り極フツウにおしゃべりしてくれるから、ほっとしてる。聞いてないふりされてるならちょっとシャクだけど、わたしは忘れたふりしよう。だけど。フツウだけど、ちょっとだけいい方にフツウジャナイような気もしてる。


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