猫みたいに - 2004年03月11日(木) よかった。 彼女は幸せになる。 ほら。一番大切なものは離れて行かなかった。 長いことかかったけど、今度こそつかまえられるね。ずっと欲しかったもの。 もうダメだのもうおしまいだの、何度も何度もわたしをハラハラさせてくれたけどさ。 あんなに痛い思いもしたけど、ほんとに信じられないことだったけど、 わたしには見える。神さまが笑ってる。 あんな残酷な仕打ちしといて笑ってるなんてヒドイじゃんね。 でも笑ってる。それが神さまの方法なんだよ。 神さまは神さまの方法で彼女に手を差し伸べて、 彼女は知らず知らずのうちにその手を掴んだ。 神さまはすべてを与えてはくれない。 彼女が自分で掴んだ。ちゃんと自分で。 わたしにはそれがわかった。彼女があの日送ったメールを読んだとき。 動物の愛はなんでこんなにも強いんだろうね。 人が動物を愛する愛も、なんでこんなに強いんだろうね。 人間同士の愛よりずっと強いような気がする。 なんで人と人はこんなふうに愛し合えないんだろう。 バースデーの夜、チビたちと遊びながらデイビッドがわたしに聞いた。 当たり前じゃん、当たり前じゃん、当たり前じゃん。 なんで? だって、動物の愛も動物を愛する愛も本当に本当に本当に、ピュアな愛だからだよ。 なんにも余計なこと考えなくていいじゃない? そうか。そうだね。ピュアな愛だから強いんだ。 I like it. I like it, too. なんで人間はピュアな愛だけじゃだめなんだろ。なんで余計なものがくっついてくるんだろ。デイビッドは「I like it, too」なくせに、いろんなものをいっぱいくっつけて愛を見えなくしてしまう。わたしの愛は猫のみたいにピュアなのに、デイビッドは受け止めようとしてくれない。なんで猫みたいになれないんだろ。なんで。 デイビッドは今日もおやすみの電話をくれたけど、 今日もわたしはハッピーじゃなかった。 「落ち込んだっていいよ。僕だってきっとイライラするよ、落ち込むよ」。 そう言ってくれたけどさ、足のことだけじゃないのにな。 -
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