天使に恋をしたら・・・ ...angel

 

 

みんなキャンセル - 2003年04月10日(木)

大雪が降って積もった日。いつだっけ。月曜日だっけ。
仕事が終わって駐車場でちょうど車に乗り込もうとしたとき、携帯が鳴った。
ID がマジシャン・デイビッドのだった。
「元気?」「元気だよ。あなたは?」「元気だよ」。
デイビッドだと思い込んでたら、違う人だった。

携帯電話をどこかで拾ったけど持ち主がわからないから困ってて、call history の一番上に表示されてた番号にかけてみたって。「この電話の持ち主をご存じですよね?」って。前の日の晩に、デイビッドはわたしの携帯に電話して来てた。

拾った人はモハメドさんって名前だった。
連絡先を教えてもらって、すぐにデイビッドのオフィスの電話にかける。

デイビッドったら携帯失くしたことにも気づかずに、セントラル・パークで雪の中、子どもたちと雪合戦してたらしい。「僕も彼らを知らなくて、彼らも僕を知らないんだよ。なのに夢中で遊んでた」って、嬉しそうに話す。

それからメールが来た。
「ほんとにありがとう。モハメドさんはとてもいい人でした。ちょっといいプレゼントをしたよ。お金は受け取ろうとしてくれなかったから、『これで奥さんにお花を買ってあげてください』って渡したんだ」。


いい人だなあって思う。
子どもたちは楽しかっただろうな、知らないおもしろいおじさんと雪合戦。
モハメドさんの奥さんは、お花を喜んだだろうな。


今日会おうって誘われたけど、断った。昨日は裁判所に行かなきゃいけなかったからダンス教室に行けなくて、今日に振り替えるつもりだったから。行ってみたら、今日のサルサのクラスは人数が少ないからキャンセルになったって言われた。

それでデイビッドに電話してみたけど、デイビッドは電話に出なかった。
ex-ガールフレンドとか ex-ex-ガールフレンドとか、そういう人と遊んでるのかもしれない。

仕方なく、とぼとぼうちに帰ったら、あの人から留守電が入ってた。
今朝電話くれるって言ってたのに、かかって来なかった。
「ごめんね、時間なくてかけられなかった。向こうからかけられる時にかけるね」。

もう行っちゃったのかな。
いつ着くんだろ、アメリカ。

あっちっ側はもうあったかいよね。
ここはあの大雪の日以来、冬みたいにずっと寒い。雪もまだ残ってる。


金曜日ならいいって言ったから、明日デイビッドと会うかもしれないのに、まだ連絡が取れない。キャンセルになりそうな気がする。

土曜日のジャックんちの BBQ パーティも、この気温じゃキャンセルっぽい。
震えながら BBQ ってのもおもしろそうじゃんってわたしは思うけど。


明日のデートがキャンセルになったら、ディーナのところに行こう。

「この一ヶ月は、ポジティブな力をたくさん集めなさい」。
そう言われてたのに、

全然だめだ。




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