天使に恋をしたら・・・ ...angel

 

 

commitment - 2003年03月20日(木)

昨日。
マジシャン・デイビッドとこの前と同じカフェで会う。
わたしはまた顔をはっきり覚えてない。
先に着いたみたいで、ひとりで座ってる人がいないのを確認してから「お席ご案内」係のおねえさんに「あとからひとり来ますから」って言って席に案内してもらう。
しばらくして扉を開けて入ってきたその人をデイビッドだってちゃんと分かって、手を振った。

スクウォシュのグラタンをわたしが注文して、ちょっと頭痛がしてあんまりおなかが空いてないデイビッドがそれを半分食べる。それからりんごとくるみとエンダイヴのサラダを半分コした。デイビッドはわたしのためにホワイトワインを注文してくれて、自分は頭痛のためにコーヒーを注文しながら、わたしのワインを飲んでた。

あんなにあったかくなったばかりだったのに、昨日はまた寒かった。帰り道、デイビッドは手袋してるわたしの手を取って、自分のコートのポケットに入れた。やっぱり5フィート11ないじゃんって思いながら身長聞いたら、5フィート8って言った。

ゲラゲラ笑いながらおしゃべりしてずっと楽しかったけど、わたしデイビッドに恋したりしない。ディーナに言われたからでもなく、5フィート11インチないからでもなく、多分この人もコミティッドな関係なんか求めてないって思ったから。

日曜日には ex-ガールフレンドとニュージャージーまでバイクライディングした話とか、ex-ex-ex-ex-ex-ガールフレンドがドクターで、今度イリーガルにうちで血液検査をしてもらう話とか、そんなことなんでもないふうに聞いてたけど、もしも恋に落ちたらそういうのを受け入れられないに決まってる。


おととい24時間の尿採取を終えて、昨日はまた GYN のドクターのところに行って、
今日はバリウム飲む GI の検査を受けた。エンドウスコーピーでは出来ない小腸の検査のために。
バリウムが気持ち悪くてぶっといストローで目つぶりながらちびちび飲んでたら、「まだ飲んでるの?」って見に来たナースに言われちゃった。日本で昔受けたときみたいに、機械に体をくくりつけられてグルグル回されるのはなかったけど、ピーチ味がつけてあったってバリウムは気持ち悪い。これで吐いたらまた入院じゃんって思ってた。おまけにレントゲン室が寒くて寒くて、バリウムが小腸に届くのを待つ間、コートにくるまって縮こまってた。寒くて涙がポロポロ出た。

検査はお昼には終わったけど、お休み取ってたから帰る。
帰り際にエレベーターホールで Dr. チェンにばったり会う。検査受けに来ただけなんだって言ったら「これからランチに行くんだけど、一緒に来る?」って誘ってくれた。寒気がひどいのと、まだバリウムがおなかの中で気持ち悪いのとで、とても行けなかった。

うちに帰ってベッドに潜り込む。
電話が鳴った。時計を見たら、6時半だった。電話は Dr. チェンだった。
「大丈夫? お昼、気分悪そうだったから」って言ってくれて、「もう大丈夫だよ」って言ったら、ラーメン食べに行こうよって誘われた。

Dr. チェンったら、ほんとに日本の食べ物が好きなんだ。
ミッドタウンのラーメン屋さんに行く。
中はまるで日本だった。日本人のお客さんしかいないし、日本語しか聞こえない。ウエイトレスのおねえさんも、日本語しか話してくれない。わたしはまた緊張して、日本語が喋られない。わたしが人前で日本語が上手く喋られないことが苦痛なのを Dr. チェンは知ってるから、代わりに注文してくれる。ウエイトレスのおねえさんが言ってることもメニューに書いてあることももちろんわたしは分かるから、それを英語で Dr. チェンに説明しながら。メニューは英語でも書いてあったけど、ちょっと意味不明な英語だった。

ラーメンはなつかしくておいしかった。Dr. チェンは日本人のわたしに日本の食べ物のおいしいところを教えてくれるのを得意になってて、「ここならひとりでも来られるだろ?」って言ったけど、あのお店にはひとりでなんか絶対行かないだろうなと思った。

ジェニーは Dr. チェンのことをちょっとだけ心配してるけど、わたしは全然心配してない。スーパー美人な奥さんがぼうやを連れて LA に休暇に行ってるから、ドクターはただたいくつなだけ。スーパー美人な奥さんをもちろん愛してて、今日も自慢してた。


戦争が始まった。
説明も言い訳も意見も滑稽にしか聞こえない。ただ滑稽で気味が悪い。
あんな映像を見て、死んでいく人たちの人数を数字に見て、深刻ぶった顔をして人はまだ何を語りたいのだろう。


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