21世紀猫の手日記
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2020年11月09日(月) ミーティングに行ったり、海を見に行ったり。

掃除をしつつ、人生の棚卸をやっている。

棚卸って何かというと、どんなことがあったか、それに対してどんな

感情をもったか、どういう影響を受けたかを書くことです。


まぁ、たとえば、家の中で騒いでガッツリ叱られたとか。


……自分が楽しかったり笑ったりすることに制限はあったろうか?

うーん、残念ながらあった。父の機嫌による。うるさくしたら叱られる。


……家族全員おのおの本を読んでいた。それは良しとされた。


でも自分はどうだったろうか?母親と遊んでもらいたかったと思う。

母は、家の中で私を無視していた。

本人は無視したつもりはなかったのかもしれないが、後ろ姿の記憶が多い。

寂しかった。


多分、自分のニーズを無視して、気に入られようとしたり、

辛くても辛くないようにふるまう原点はそのあたりから来ているのかも。



小学校3年くらいの時、母方の祖父母の家に行った。

そこで、母の兄一家の家族のふるまいを見て泣いた。


第一印象はうらやましいでした。

普通に会話している。笑いながら話をしている。笑っていいんだ。

楽しそう。(ものすごい衝撃)


隣の芝生は良く見えるらしいんですが、何ですかね、家族って笑うんですね。

今にして思うと、あの人たちはリラックスして会話ができてた。普通なんですが。


他の親は、子供(いとこたち)の話を聞いてあげている。

え、話聞いてもらえるんだ?安心できるんだ。

私、いっつも怖くて辛くて寂しくて安心できない状態でした。

夜、布団の中しか安全地帯が無い感じでした。

孤独でした。小学校2、3年生にして家が苦しい状態でした。うおー。




孤独ってこうゆう事か?と思って自分がみじめで悲しくて大号泣しました。


親には泣いたワケは言わなかったと思います。


小さな心の傷が重なってどうとかというより、基本的にすごく欠けている

要素が大きいんですね。

小学校低学年ですでに家族が苦しかったという事実がまたショックです。

うおぉーーー!


そりゃぁ……、社会に出てから破綻が来るなぁ。


親切丁寧だったとしても、元がむちゃむちゃ虚無ですからねぇ。

良い事が言えたとしても、根本的な安心感がある人の余剰エネルギー的な

親切とかじゃない。同じことを言ったとしても、自然に出る言葉じゃない。

状況を考えてこういうのがベストという選択で出す言葉ですからねぇ。



別にそれでも仕事的には十分ですが、基礎的な安心感が本人無いんだよな。

もちろん、完璧な家庭も関係も存在はしません。


ただ、ZAZAがなんでかしらんが未だに苦しくて未消化なんですね。

子供自体に対応できなかった事も、今なら考えられます。

大事にされないみじめな自分はイヤですよね。イヤで泣いたんです。

ああ、そういうことだったんだねと。感情をうけとめます。


というようなことを人前で言えるようになると、何となく心の傷も癒えて

くるかもねっていうのが、クラウディア・ブラックの本に書いてあります。


それやっています。ああ、つらい。


ミーティングで他の人の話もききますが、自分の親は離婚

してないだけで、おまえら相当なレベルでおかしかったぞ!?と

いうのが正直な感想です。


見るな話すな感じるなっていう、機能不全家族のルール、表現違うけど

うちはアリアリ過ぎるじゃないか。ありありすぎて気が付かなかった!!


「親に自分の気持ちは言っても聞いてもらえない」

これ、ずっとなんですね。大した事を言わないのは確かですが。

表現してもダメなんですね。ガン無視でした。

向こうの境界線がハードなだけのかもしれないけど限度があります。


向こうからの一方通行がずーっと続く。

こりゃあ、……関わった分だけ病むわけだ。なんか納得。

すげー物の見方が歪むわけだ。

逃げたくなるよな。そんな自分。


でももう大人なんで逃げません。何とか受け止めます。



zaza9013

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