21世紀猫の手日記
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2017年10月16日(月) お金持ちじゃない→貧乏→むしろ貧困!?

ZAZAがお金持ちではない…というのは、ずーっと感じていた。

20代は、働くことが面白かったので、給料は気にはならなかった。


しかし、後になって思うと、警察の下請けみたいな仕事も多多あって、

警官がこの状況で刺されて死んだ場合のお金と、自分が刺されて死んだ

場合のお金を考えると、あまりの差に愕然とした。


普段の給料的には、多分コストは半分以下の値段で、お巡りさんがさすまた

みたいので庭を守っている状態で(苦笑)、自分が先鋒で刃物を持った人を説得に

行く…ピンポン押した直後にさされてもおかしくない状況で。

……まぁ、面白いし、うまく収めたらこれ以上ない達成感はありますが、

刃渡りが自分の前腕くらいのマキリをもった方が出てきたときは、”おまわり、

先鋒で武装解除してから呼んでくれよな”…と、腹がたった。

得難い経験ではある…。しかーし、だがしかーし!!若干不条理だった。


なんとなく、その時から身分の差みたいのを感じていた。


別の職場で、放り出されるように(弱った人にパワハラかましやがって)

無職になったときは、立場の弱さに愕然とした。

自分で退職した形ではあったが、ある意味労災に近い。


今の職場は、良心的な上司もいるが、いかんせん給料が安すぎる。

自分の立ち位置が貧乏というより、普通に貧困じゃねぇか、とすごく

思った事件がある。


きちんと給料が出るところに勤めようと思ったきっかけその1だ。


父が2度目の腹部大動脈瘤破裂で入院した時のことだ。

集まった親戚中から”携帯持っていないのか!?持ちなさいよ”と

わやわやに言われ”通信手段は、式神とか使い魔とか、狼煙とか他にも

色々あるでしょうがっ”などと、しょーもない反論をした。


まぁねぇ、気持ちはわかるが、ZAZAに用事がある人なんて、この世に

そうそういないし、今ほど携帯のプランも安いのがなかったので、

まぁ、携帯を充電するという日々のめんどいのが増えるだけと

思っていた。


ちなみに、予想はあたり、携帯を持てと言った親戚の誰からもその後

特に用事が無いので、電話はかかってきていない。


で、父親の手術中、入院グッズを買うことになり、近所のイオンに

ZAZAが行くことになった。

…しかし、ZAZAはその時、万札を持っていなかった。

一瞬の間を察した叔母が、一万円をくれて…バスタオルやらコップやら

タオルやら歯ブラシなんかを買うことができた。


これが結構ZAZAにはこたえた。

”グカ!!出すべき時に持ってないって、これ、学生とか無職なら

ありだけど、働いていてコレってどーよ?ダメじゃないのかぁー”

そう、無病息災で食費だけなら出る給料だったからだ。


金を持っていないせいで、社会的なアウトが確実にカウントされたのだ。

よく考えてみると、ノー暖房とか、肩までお湯につかれないとか、

(ガス代が怖くて)、病院がまんしてるとか…文化的な最低限度の生活以下

を普通にしている。


服なんかも、好きなものを着ているというより、冬に寒くない…を優先

しているから、21世紀になって、自分が好きな恰好ができているかというと

できていない。

テンションの上がった服はミニオンのTシャツだけじゃないか…。


これは、金がなくとも好き勝手に生きているのとちょっと違う。

何かのために節約というのとも違う。


普通に貧困じゃないか。


自分が選んだ生活ではあるけど、そろそろ卒業しないと、あとあと

大変だぞーってのに気が付いての、資格習得の上の転職を決めたのでした。

まぁ、ずいぶん時間がかかっていますけどね。


これじゃダメだ。と凄く思ったのでした。



zaza9013

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