21世紀猫の手日記
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2017年06月21日(水) 眼下の敵

ヒアリという恐ろしいアリがついに上陸したらしい。

繁殖されると困る。五箇先生もすでにやられたことがあるそうだ。

彼が痛いっていうくらいだから、マジでいたそう。

アナフィラキシーショックとか出そうな気配があるので、気合入れて

駆除するしかないよなぁ。ううむ。


ZAZAにも最近業務上の敵が現れて困っている。

それは、アメリカオニアザミという、全身および葉っぱの先まで1センチ

以上の鋭いとげの生えた外来植物で、

”抜いたらすぐ捨てなければならない”という

迷惑なやつだ。


まぁ、アメリカオニアザミとはいうものの、原産はヨーロッパで、

乳牛の飼料に混じって渡来したらしい。

写真のあるサイトで検索して見ていただきたい。凶悪だ。


正直なところ、意地悪な国の国境にガッツリ生えてそうな風情がある。

そう、そこに亡命者や政治犯が逃げ込んだところを、機銃掃射してそうな…

そんな生身の人間の退路を断つような恐ろし気な雰囲気が漂うのだった。


これがもう、会社の敷地に生えてしまったのだ。

軍手ではとげが通ってダメなので、スコップで根っこを掘り返して

ひばさみでつまんでゴミ袋へ…。

ゴミ袋もビニール製だとアウトなので、コメとか小麦粉が30kg入って

いるような厚手の丈夫な紙袋に入れている。


そんな奴らが15本近くポコポコ出やがって、くっそうぅ。

大変でした。

鹿も食べないので、知床半島では頑張って抜いているらしい。

迷惑外来種なのだ。


そうそうそれでな、とりあえず、敷地内のは一応全部抜いた。

しかし3日くらいして気が付いた。

シーツもよく見たら血が点々と。

トゲで足に数か所かさぶたができていた。

なんか痛いなとは思ったんだけど、まさかやられているとはっ。

気を付けていたんだけど8か所ほど擦過傷が。

ち、ちくしょう。

ジーンズではトゲがとおるらしいな。

やってくれたな、おまえら…。


灯油をぶっかけて火葬にしてやりたいのが、本音だが、

条例でゴミやいちゃだめなので、抜くだけでがまんする。

ぐぬぬぬっ!



zaza9013

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