21世紀猫の手日記
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| 2005年01月14日(金) |
「生きるために」感想 |
映画の中でデュフォーは、実在したユダヤ系ギリシア人ボクサーを演じて います。(いやもうここから毎度ネタバレです)
第二次世界大戦、ギリシアがナチスドイツに占領されて、ユダヤ人は ゲットー(専用居住区)に無理矢理住まわされ、その後あちこちの 収容所へ送られました。デュフォー演じるサラモが送られたのは、力一杯 「絶滅収容所」のアウシュビッツです。 強制労働の日々なのですが、看守のSSの将校たちは娯楽で「賭けボクシ ング」をしていました。元ミドル級のチャンピオンであったサラモは 生きるためには勝たなくてはいけない・・・。負けたり、将校たちの機嫌を 損ねたりすると、即射殺。 家族ごと連れてこられたのですが、家族や彼女にも悲惨な運命が・・・。
というような話です。
見所はリングの上のむきむきなデュフォー。家族をいたわりあう所、彼女 に会える所かな。
あんまり、突っ込みようがないんだけど、少佐をオリンピックで見かけて しかもボクシングしていた、という設定なので、・・・かなり後半は 「サラモVS少佐」で、少佐をマットに沈めて、射殺されそうになる寸前 に、ソビエト軍が解放にやって来るのか?などと、チラッと思ったが そんなことは無かった。(それはハリウッドすぎる発想か:苦笑)
ガス室の隣の遺体焼却炉の炎が、ひたすら怖い。
画面が全体的に暗いんで、かなり真っ黒です。スケッチには適さないか なぁ・・・。
多分、「人間が人間を閉じ込めたり、虐待したり、絶滅させようと してはいけません。」という話だ。国単位、民族単位でそれをするって いうのは、はっきり言って良くない。ZAZAは収容所に入れられるのも 看守の役でも絶対嫌だと思う。
・・・・・・・絶滅収容所について全く知識の無い人は 見ておいたほうが良い映画なのかもしれない。全然楽しくないですが。 一応そんな国と日本は1940年に三国同盟していたわけだから、 全然知らないのは、人としてまずいかも(苦笑)。ガス室も・・・たしか あれ弾丸より、毒ガスで一気に殺した方がコストが安いから・・・てな話を どっかで見たような。
本当にまずいかと問われると微妙だけれど、苦悩しつつ戦うデュフォーは かっこいい。
zaza9013
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