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2002年02月22日(金) ■ |
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相変わらずモー娘。が抜けません…。 「We'are ALIVE!」 嗚呼、幻聴が…。
先輩と共に教務課に行って掛け合って来ようと思ってたんだけど(昨日の日記参照)、やっぱりそれは後回しにして今日のところはまずは自分の属している情報計画コースの先生に話をして来ようと思い(1回も話しに行ってなかった)、先輩に申し訳ないですけど今日は…、とキャンセルの電話。 それから計画教員室に向かって話をつけに。 助手の人に取り次ぎを頼んで先生(講師)を待つこと10分。 現れた先生の「お、○○○○(あたしのフルネーム)どうした?」とのフルネーム連呼に「ちゃんと覚えられてるよ」と驚きつつビビりつつ、本題へ。 「あのー、…実はあたし、転コースを考えてまして…」 そう切り出すと、先生は 「うーん、そうかー。でも、計画にいてもさ、きっとこういうことができる…云々」 と、やはり引き止め策に出られました。 昨日教務課である種の説得に出られていたこともあって、引き止め説得をされることはあらかじめ予想してたので 「でもやっぱりあたしは…云々」 と反論防戦。20分くらい「やっぱりグラフに行きたいと思うんですけど…」を通し続けました。 すると先生は 「じゃあさ、1回教務の○○さんと話してみてはどうでしょう?彼女、教務課の事務であると同時にうちの学校の計画の卒業生でもあるから、きっと相談し易いと思うよ。グラフィックのほうに受け入れる体勢があるのかもわからないし。1回約束取り付けてさ」 と、一度その教務課の人と話してみることを提案してこられて、あたしも 「そうですね(らちあかないし…)」 と同意。 もう決意は固まっている中で相談って一体何を聞いたらいいんだか今度は一体何を聞かされるんだか、そして貫き通せば通せないこともないって言われてるから受け入れ体勢は整うんじゃないですかねえ?きっと、と思うところもありましたが、とりあえずすすめに従ってみることに。 とりあえずその教務課の人と話をする約束だけ今日のうちに取り付けて来ようと、その足で教務課へ。 そうしたら、約束取り付けるだけの予定だったのに、何故かその日のうちにそのまま話をすることになりましてー。 教務課行って、そのまま別室でお話を。 正直予定外。 それにビビりつつ教務課の女の人とお話。 聞くこともないしなあ、と何話したらいいかわからないまま、席につくと、その人の、「どういう風なことで訪ねて来たのか言って?」という風な視線をひしひしと感じ、「いやあたしも先生に言われて来て見ただけだからなあ…予定外に早い話し合いに何話したらいいのかわからんよ」と思いながら、とりあえず第一声は 「えーっと、…あたしはグラフィックの技術を学びたいと思ってるんですけど、そういう時、グラフと計画の…、どっちで学んだほうがいいと思われますか?」 …その人の立場が元計画生で現教務課職員ということだったのでそういう立場から見て、どう考えるのか聞いてみました。 帰って来た答えは、 「んー…、グラフは毎週課題が出されてー、それに従って毎回課題をこなしてー、それで先生に批評を貰うって形で技術を習うって感じだよね。それで、計画はー…、なんていうか…総合的な視点から見ながらグループで活動してく、プロデューサーっぽい感じだよねえ。私個人の意見としては…、どっち…うーん。…どっちがいいというかー…両方いいところがあると思うから、だから一概には言えないかなあ…。でも、私は計画に入っていたけど、計画は楽しかったよ」 元計画生として現教務課職員として、上手くはぐらかされたような、しかしきちんと個人の意見を聞けたような…そんな感じでした。 確かにあたしの中でも各コースへの評価はそんな感じなんです。 「一概に言えない」…というのはどちらもいいところあるよね、と認めているということで、あたしもそう思います。 個人の意見だなあと思ったのはその点が共感できて、加えてどちらがいいかとは関係ないけど「楽しかったよ」という言葉が聞けたあたりだったんだけど、まあ逆に意見を避けたとも取れたりもしますね。 でも、「こうしたほうがいいと思う」と言われなかったのが、むしろ好ましく思えたり…。 計画生だったからといって「計画にいたほうがいい」と明言されなかったのは正直ありがたかったです。今までそんなんばかりで、そんなのはもう聞き飽きてたから。 どこかで「あ、この人、今まで話をした人とは違うスタンスで話してくれようとしてるかも…」と思って、それで思ってることを全部話そうと思いました。(前の教務課の男性も計画の先生もちょっと話をした助手さんも、みんな引き止めるような話し方でだったので、やっぱり話しても無駄かもしれんと思ってあまり思ってたことを話さなかった) そういう話し方をしてくれる人と話してみたかったのかもしれません。 いろいろ先方の希望的意見・自分にとってマイナス方面な状況説明をばかりの話を聞いていたおかげで良心の呵責とかに寄って、本当は、少し決意が揺らいでいたんだと思います。そういう話がうんざりもしてました。 教務課のその人とは、それから自分の思ってたことを大抵話しました。 少し話が弾んできて、元計画生のその人の在学中に周りにいたグラフあるいは映像志望の人たちのその方面へのアプローチの様子も聞けたり。 いわく、計画生のくせに映像の○○研に入り浸ってた人がいて、今は仙台のCM製作事務所(?)に勤めているだの、いわく、計画の教授で1線でデザイン事務所でプロデューサーもしている先生のその事務所に押し掛けて見学をした友達がいただの…。 そういう事を実際にやっていた人の話を聞けたのは価値があったと思います。 そういう前例があると、なんだか…、肝の小さい人間なのですごく安心しました。 「ああそういうのもありなんだ…」って。 なんか免罪符のような…。 でもそれだけ並べ立てられてもただの計画の誉めたたえになってしまって胡散臭かったので(あたしにとっては。)、計画の悪口も軽く言ってみたら返って来るのは認める言葉。 「そうですねー」、終わり。 「そうですね。でも、」と言い募って計画を庇うケースじゃなかったっていうのが好感度アップ。 …いや教務に対する好感度アップして敵愾心なくすというのが目的じゃないのは承知してるんですが(苦笑) ともかく、その人の、元計画生としての経験談、…ある程度の、あたしにとって有益な話や、改めてその人視点の状況説明などを聞いて、あたしのグラフィックに行きたいという希望(思い・熱意)を話して、そこで一番の事を再度尋ねてみました。 「どうしてもグラフ行きたいんですけど、ぶっちゃけた話、それは不可というか…無理なんですか?」 「…うん。…言いにくいことだけど無理、…ですねー…」 機材等、物理的にグラフィック側が受け入れ体勢を整えられない、というのと、他にも落ちた人がいるのにあたしだけを特別扱いできない、ということが一応の主な理由のようです。 さすがにハッキリ言われると落ち込みました、ハッキリ言われるような質問をしたのはあたしで、明確に行って欲しいと希望してはいたんですけど。 「昨日は、なんとかなるかもといわれたんですけど、それでも…?」 「…私達の方でも、すごく言いにくいんですよ…やっぱり…」 本当はダメでした、認められません、ということなんでしょうねえ…。 やっぱりショックでした。 けど、言ってくれたことに感謝しました、すごく。 おかげですっきりしたんです。 グラフィックに行くんだというそれに固執した半ば使命感めいた気持ちを諦められた、と言うのか、なんというのか…。 確固としてあったはずのグラフに行くという決意はふっと消えてなくなってしまって。 もちろんグラフを勉強したいという強い気持ちに変わりはないんだけど、でもグラフに行くことは叶わないんだ、とひどくストンと納得したのかな。 …それじゃあ、グラフにいずにどうグラフを勉強したらいいのか、とすぐに考えられて。 そのあと、計画にいながらグラフの勉強をするにはどうしたらいいかと伺ったら、グラフの友達に毎週のグラフの課題を聞いて、それを作ってグラフの先生に見せに行って「ちょっと興味があって作ってみたんですけど、みていただけませんかー?」と、批評を受けてはどうかと提案されました。 「ああそうか、それもアリか。課題を提示して欲しければ、提示を受けなさいということか」 課題の提示というのは計画にはほとんどないんですよ。 毎週それを作って先生に見せて、批評をいただいて、というシステムではない計画にそれを求めるのは無駄かもしれません。 それなら、ということなんでしょう。 (これに対して、このあとで合流した先程話をした計画の先生は、グループ活動の中でグラフィックの役割を担えといいました。が、それだけではあたしの求めるものは得られません。指導してくれる先生対学習するあたしで1対1ではなく、学習する学生対学習するあたしの複数対1の構図なので、同じ学習する立場の未熟な学生から得られるものは相談という不明快な答えでしかなく、またそれは経験に基づいた確かな指導ではないのです。…いえこんなことは先生には恐れ多くて言えませんでしたが。) その方法に、なるほどな、と思って考えたり。
希望を失ったけど、得るものも少しはあって…。教務課の元計画生の方との対話は、あたしにとって意義があったのだろうと思いました。 やっぱり教務課側はあたしに転コースを諦めさせることが目的なんでしょうが、まんまとそうなりそうなのが悔しいかな。 まあ、今のコース分けに対して「落ちるっていうのがまずやっぱり悔しいですね」と微かな問題指摘をしたりとか、教務課男性の「なんとかなるかも」発言や計画講師陣の「気に入らなかったらその時考えて」発言が、「え〜コース替え可能なの〜?」と期待を抱かせてくれたことがいけない(ひっかかる)とか、そういう文句は微かながらちゃんと言ってきたんで、まあいいかとも思ってるんですけどね。
これからどうしよう。 多分計画にいて、続けるというのは確定なんだろうけど、グラフィックに行きたかったという気持ちを消失させるには時間がいるなあと思ってます。 そういう気持ちが残っていることはきっとマイナス要因にしかならないだろうから消失させたいんですけれどね。 とりあえず今は、これから、計画で、どうグラフィックのアプローチをしていくか、その方法を改めて考え始めてみたいと思いました。
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