航海日誌

2004年02月24日(火) 今日は。

ゴーメン・ガーストDVDについておおいに語る。(笑

こんばんは四亜です。

そもそも、私はこの作品を知りません。
原作も読者を選ぶ、長さと文体らしいので、あまり読む気も無いです。
既に、このDVDを見た後では。(笑


どういうものかというと↓

マーヴィン・ピークの原作三部作「タイタス・グローン」「ゴーメンガースト」「タイタス・アローン」から、最初の2作をBBCがTV化したものである。(それぞれ1時間番組2回構成で、都合、全部で1時間×4回。)

↑こういうものらしい。(後で調べました。←後で調べるなよ

注意※おおいにネタバレです。

キャスティングが素晴らしいです。美術も衣装も。
城については予算の関係か微妙だったけど、そのへんは無視しても、
素晴らしい作品でした。

私が気になったキャスト紹介。

タイタス役
アンドリュー・N・ロバートソン(青年)
キャメロン・パウリー(少年)←すげえ可愛いです。美少年っ!!!

この人が、ゴーメンガースト城の城主なわけですが、個人的には青年の方がセクシーでいいですね。ああ、でも綺麗さで言うと、少年の方が怖いくらいに綺麗でした。あんな人間いるのかってくらいに。
目が綺麗だし、肌が綺麗。まさに、オウジサマ!!(笑)
↑日本人が想像しそうな。というか、ボーイズ小説に出てきそうな、美しい少年です。(唇が分厚いところがポイント)
でも私は青年のが好きですが。(それはもういい


スティアパイク役
ジョナサン・リース・マイヤーズ

この人、悪役です。最終的にはアレなんですが、とにかく最初、しいたげられている間も、美しいことこの上ない。(笑)彼のこぼれ落ちる髪を見た瞬間に、悪役とわかっていても駄目でしたね。すごい目つきするんです。
肌白いし、ウツクシーです。昔のレオナルド・ディカプリオみたいです。
彼が好きな人は、間違い無くfall in love(阿呆
とにかくすごい演技。卑屈なところとかすごい上手い(誉めてどうする)
役柄的には、幼少期に性的虐待を受けたとか何とか。
私はこの手には反応しないけど、一部の腐女子にはウケそうだ。

セパルクレイヴ伯爵役
イアン・リチャードソン

この人が、タイタスの父。読書しかしない。(違)…ちょっと変、いやこの物語りに出てくる人で、普通な人っていないんだけど(笑)
ジジィセクシーさは見てのとおり。ぴったりな役です。

フレイ役↑の従僕。
クリストファー・リー

こんな所に…!!(笑)
えーと…。えーと。。。見た瞬間からあなたにfall in love(違)
ジジイですが。素敵すぎます。
後編の髪の長さに、ガ●ダルフ?(違)とか思いました。(笑
いや、ほんと、かっこええわ。(ジジイだけど)

で。
どゆ物語りかっちゅーと、ゴーメンガースト城をめぐる、権力争い。(短っ


えーと、ジョナサン演じるスティアパイクが、もともとコックだったんですが(多分)上司が豚のようでえげつない野郎で、ずっとしいたげられてたらしく(え?)とりあえず、逃げだして、従僕フレイさんのとこに行って、「職をくれ!」とかやるわけですが、当然そんな甘くなく。仕方ないので、お姫さまを騙して「職」を手に入れるわけです。
んで、その後、どしどし伸し上がって、人を策略に陥れて、とうとう、大臣っぽいとこまでいっちゃいます。んで、最後にはタイタスに倒されるわけですが、凄いですね。変な話でしたけど、素晴らしい作品です。
好きか嫌いかと言われると微妙に嫌いなんですけど、それでもそれを上回るほど素晴らしい作品です。
何より、キャストが素晴らしい。
私はよくわからなかったんですが、(名前覚えてないので)ハリポタに出てる人が三人出ているらしいです。
変な話なんです。変な人ばっかだし。
ヤバイって人ばっか。王様は溜息ばかり、王子は城なんか嫌いだ〜、で逃げまくってるし、王妃は子供なんか知ったことかだし、従僕と料理長は殺し合いはじめちゃうし、王様フクロウになっちゃうし、王女は夢見て騙されてるし、主治医は口数が多いし、その妹は「男が欲しい」しか言わないし、図書館長?(忘れた)はやたら掟、掟ばかり言うし、双児の王女はイカレてるし、とにかく、
ほんとうに、まともな人間が出て来ない。(--)

ユーモアのセンスは、気に入ったけど、しんどい。
重いと言えば重い。けどそこを微妙なタッチで描いているので、私の場合、役者に夢中になって、ついつい最後まで見てしまった。(笑)
明るい話じゃないです。むしろ、暗いです。なんてゆーか、2時間サスペンスの「遺産相続争い」を、長時間に渡って見たカンジです。(疲
指輪よりは短いですので安心ください。(おい


この中でやっぱり惹かれたのは、スティアパイク役のジョナサン・リース・マイヤーズ。何しろ、体つきも結構綺麗。(違)
見た目が良いのはともかく、その柔軟な演技とか、あとは、役柄。
環境は人を変えるものなんだなぁとつくづく。
彼の環境がもっと良いものであったら、全く違った作品になっていたかも。
例えば、王子と共に歩む…とかね。
まぁ、私はハッピーエンドというかそういうお決まりが好きなので、こんなことを言うけれど。
愛憎が面白いくらいに描かれています。
フに落ちない点も多々あるんですがまぁ、それは原作を読んだファンに突っ込まれそうなので。。。
滑稽です。
滑稽な劇、と言うのが正しいかな。フィルムじゃなくて、これは劇だよ。
分類というか私の中の区分けでは。
映像であるんだけど、全然映像らしくない。不自然ではないけれど、不自然なのが。

っていうか、タイタスが傍役なのか!?(王子様)
これを見るともったいないなぁと思うんだけど。
スティアパイクというのは、やっぱりオペラ座の怪人の怪人に酷似しています。特に、顔が焼けるところとか。でも彼の場合、決して愛では無いんですね。だから、DVDではなんとなくその彼の「愛ではない」に気づいた王女が、絶望したのかな、とか。はたから見るとちょっと悲恋ぽいんだけど、やっぱり、彼は誰も愛せない人なんだなぁと。
そのへんが、封建社会における階級層を革命しようとする象徴っていうか。
彼自身が作者の言葉なのかも。
最終的に、彼は殺されてしまうのだけど、それまでがスリリングで良い。
とにかく、不様な捕まり方はイヤだなぁと見ている方は思ったから。
ああいう感じで終わったのは面白かった。
けれどやっぱり、解せないのが、何故彼を殺したのか、という所。
物語りではほとんど主役といっていいほど、彼が進行役。
だから、あそこまで悪を貫くのなら、最後も逃げてしまいそうだった。
この、殺されるという所にも作者の意図があるんだろうけど。

私は本来、こういう話は見ません。何故なら、作り物にこそフィクションを求めてしまうから。
だけど、どんなにイヤなシーンでも目を逸らせない何か、それはこの作品が持つ魅力なのか、キャストが演じる気迫なのかはわからないけど。
それが、私を放さなかったので。

見てしまいましたよ、寝不足だよ明日仕事なのにさ(ほろり

あーあと、言いたいことは、DVDに全キャストの名前載せてほしかったよ。
エンディングクレジットとは別にさ。(英語読めんし)
おかげで、名前が分からず苦労しました(--;

私は何も知らずこの作品を借りたんですが、この続編はどうなるんだろう。(笑/あまりにあっけなさすぎた森の少女とか、乳母とか。あとタイタスの行方とか。原作を読まなくちゃだめ?)

そんなわけで、今日はおしまいです。
それでは、皆様良い夢を。。。


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