航海日誌

2001年11月04日(日) 祭の後

どうでもいいんだけど、田舎の家は広かった。

どうでもいいんだけど、広いから寒かった。

どうでもいいんだけど、ダックスフントの散歩がえらい疲れた。

以上の理由と風邪のため。

朝起きたら人がいなかった。


仕事かと思う。→しかし日曜。
車を見に行く。→ない。
どこかへ出かけている→おおむね正解。

ということは。→時間がある。

時間があるのでお経をあげてみる。
めいの見事なまでのばか者ぶりの成長っぷりに涙がでてきた。
そうだよな、ばあさんも泣いてるよな、などとひとり納得。

時間があるので海をさまよってみる。
からすがやけに集まっていたのでだれか死んだのかと思う。

時間があるので、寺に行ってみる。
あいかわらず良い寺だと思う。墓にいったらばあさんの前だけ花が
枯れてたから、とりかえなくてはと思う。

帰ってみるとお嫁さんが起きてた。
とりあえず、嫁の言い分を聞いてみる。
帰ってきたら花のことを言わなければと思う。

おばさんと母がかえってきたら、おじさんの姉が亡くなったらしい。
ああやっぱりだれか死んだんだ。
とりあえず、花のことをいうけれど、ここには花を飾る習慣がないらしい。

この家の家長ではないので、これ以上はまあいいかと思う。

母と同じ宗教の人の家をまわる。
どこも田舎だけあってでかくて、金持ちそうで、実際金持ちが多かった。

けれども一つの家も幸せに見えないのは間違いないだろうと思う。

わたしにはおおむね関係ないのだけど。
雨がひどくなる。

何件目か忘れたけど、急に右腕が重くしびれてきた。
ので、どっかの家のものをつれてきてしまったのかもと思い。
お題目をとなえ。しばらくすると消えてくれたので、昔よりは強くなったのかなと思う。

何より、ここは祖母の土地なので、もしかしたら祖母が守ってくれたのかもとか都合の良いことを考える。

寒くて、とにかく寒いけれど、どこでもお茶を出してくれたりする。
こういうときにもらいものをしてはいけないらしいので、お茶だけで勘弁してもらう。

やさぐれた気分で掲示板にぐちをこぼしてみたり。

ばあちゃんの部屋に泊まってこの部屋はいつまであるだろうかなどと考える。時計と天井のしみを見ていたら泣けてきた。
私も年だなと思った瞬間。

ずいぶんと大きな家で、これからどれだけのことが起こるのだろうかと、思うととても心配だ。

ばあさんの写経を見つける。
自分で「永久保存」と書いてるあたり、ナガシマ監督のようだばあさん。
日記もみる。
このばあさんの日本語の力が母にもあればもう少しましな文章をかけるのではないかと思う。

随分と年をとった親族を思い、自分がよそものだなぁと思い。
ダックスフントと戯れ。
イヌに散歩でひきまわされ。
疲れ。
やっぱウサギがいいやとか思い。

昔はなしをするようになったら人間だめなもんだななんて思い。
それより何より、最近の若い主婦はどうよ。と姑のようなことを考え。
人の家で食事をする時の態度を考え。
とりあえず、みんなバカばっか。
とか思い。

でもなんでか愛されてる自分が可笑しいかんじで。

金がすべてだと思う人間は、とても弱いと思う。
愛がすべてだと思う人間は、バカだと思う。
何におびえているのか、何が怖いのかはわたくしの知ったところではないのだけど。
可哀想だなと思えるくらいには人間成長した。(らしい)

もちろん、同情なんてしてないけれど。

あいかわらずこちらの魚は上手かった。
いいかげん名古屋でも上手い魚が食べたい。


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