航海日誌

2001年09月10日(月) 病院とワタクシ1

さて、東海集中豪雨そして、台風15号だか、16だか知らないけど、なんか来てます真上に。

の状態で。

病院に行く。
実は昨日救急の方に駆け込んだんだけど、すごいね。
お金かけたね。
ていうかドラマの救急病棟のようだよ、まさに。

広くてね。
診察室が8コもあるの。
んで、点滴室と治療室があって、その奥にレントゲンとかの部屋がある。
ものすごく広い。

のはともかく、駆け込んだ時はまだ下剤が効いて無くて(下剤だっけ?)周期的に襲ってくる痛みと戦っていた私の心境。

なんでもいいから早くどうにかしろこのバカやろーーーーーーっ。

のんびり受け付けやってる場合じゃないっての。

その状態であったのか、電話しといた所為か、比較的早く呼ばれたんだが、
今度は診察室でまたながーーーーーい質問攻め。

思うんだけど、医者の
「他に何か病気をしていませんか」
とか、
「御両親は健康ですか」
とかいう台詞は、
抽象的すぎて私にはよくわからないよ先生。

例えば、健康という定義をどこにするかでも答えは違うし、現代人が誰もが一つや二つ病をかかえてる状態で働いてる人は多いと思うの。
そうすると、寝たきりの人がいるかとかそういうことなのかしら?
という感じでね。
いつも言葉を選んでしまうのだけど、
なんだかコミュニケーションが難しくて悩みました。
もっと日本語勉強してよ。
とか思ったり。
だいたい、
「○○病ですか?」とか言われてもその内容がわかんないんだし。
健康診断ではおっけーでした、と言ったらそのまま通るんだから、はじめからそう言えばよかったよ。
三年前の薬が効いたっていうのも凄いんだけど。
若い診察の先生は少し驚いているみたいだった。
なんだかのんびりしていて、
「20で石をつくったんですか〜」などとしみじみ言われてしまった。
「不摂生をしたもので…。」
まあ、この科に若い人の方が少ないことは前に来て知ってるけれど。

その後、レントゲンをとって、採血されてそのまま点滴。
この内容が、K,Ca,Na,Cl(わかるだけでも。)だったので、

ポカリスエット…………?
(Na,Clのあたり。)

とか思い。
でもその若い先生は点滴下手だった。少し痛かった。しかも管が少し太い。看護婦との話しを盗み聞くかぎりには、それでも細い管なのだそうな。
しかし、痛い。上に点滴というのは、チョウチョの形をしたものばかりと思っていたから、予想以上に太いチューブにちょっとびびった。(汗)

そうこうしているうちにだんだん救急の患者さんが増えてきて、点滴だけでベットを占領しているのは申し訳なくなってきた。
まさに戦いの部屋の片隅で、患者と医師と物音をBGMにどうにか点滴が終わり、終わったすぐ後に別の患者さんがここへ来ることになり。
なんというか、さっさと帰りなさい状態で、
治療室を後にした。
そこでわかったのだけど、点滴室というのは別にあった。

(ちょうど私の時間が暇だったらしく。何故だかその場所ではなかったらしい。)

点滴室にしてくれればよかったのに………。と少しばかり恨めしく思ったのも仕方ないことだろう。

そういうわけで、とりあえず、応急処置だけはしたからまた病院来なさいって。
おどされて。
今日行ったら。

どさくさにまぎれて、診察券を返してもらわなかった。
のが尾を引き。
予約制度をしておけばよかったのに、気が動転してて。
今朝はやたら待たされることになった。
ひ尿器科というのは、診察の前にかならず尿をとる。
いつもお手洗いにいった後にそれに気付く。

それもまあいいとして。今回は私以外にも若い女性が二人いた。
(あとは大体年輩の……お年寄りですね。ほとんど。)
この隣に産婦人科があるのだけど、(ちなみに産科・婦人科というのだよ。)そこに来てる人を観察しつつ、時間を潰してみた。(というか体がつらいのでどうにかして気を紛らわせなくてはいけなかった。)

あのさ。
思うんだけど。
大雨でさ。
台風でさ。
風なんかものすごくって、自家用車じゃない限り駅まで徒歩○分くらいかかっちゃうところに。

ばか高いミュールで来るかな…?

その中でもひどかったのが、お水のような高さ15センチ以上の黒のミュール。をはいた女性。その隣に、バカ者(っぽい。)男。ひょろひょろの若い男。(おそらく孕ませた口だな。)それから、いかにも良家のお嬢様という感じの(おそらく新婚さんいらっしゃーい。)母親(義理かもしれない。)に付き添われた女性。(スカートはひざが隠れるグレイのもの。にシンプルなシャツ。)それから、チャイナドレスみたいな黒のワンピースに、胸元に赤い花が描いてある服をきてた女性。そして、これもどっか大間違いとしか思えないミュールをはいた女性。それから、学生服(……有名な女子高校のものだった。)の女学生と母親。
……短時間に様々な人間がいる。
老人とかはわりと靴とかよそいきの靴っぽくて、病院に何しに来てるんだろーと思わずにはいられない。
まあ、それは別にいいんだけど。
ただ、ミュールはね。この雨でどうよ、と思ったのよ。
はくならはくで、綺麗に歩いてくれればこんなに書かなくてもいいのになぁ。

ところで、病院でも優しい人(優しいというか、よく気がつく人。)とそうでない人はいるね。同じ事務の人でも全然違う。
やっぱりイメージは良い方がいいよねぇ。

………どうでもいいけど、ドラマの中だけかと思ってたけど、医師とか、女医とか、看護婦でもほんとにドラマになりそうな人がけっこういるものだね。驚き。容姿の面とか、ユーモラスな人とか。おかしい人とか。
まあ病院だしねー。

いかないでいいならそれにこしたことはないよね。

それでは、このへんで。


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