航海日誌

2001年08月17日(金) I GOT RHYTHM(じゅでぃ。)

おひさしぶり、暑いですね。
今日は23日なのだけど、シルクの報告かねて、17日のぶんから書きます。


シルクスクリーンというのは、印刷の技法の一つで、今ではスクリーンプリントなどともいわれます。
印刷の基本で、雑誌とかの印刷も、(これは平版かな。)シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの四色(四版)から成り立っているのですけど、このシルクスクリーンというのは、手作業でそれをやることです。(多分)

始めに、自分で用意した原稿を出します。完成させるものを四版にわけて、透明なフィルムを作ります。
四版にわけるというのは、年賀状などで版画をするものと同じ様に、例えば色の違う部分を違う板につくるようなものです。
透明なフィルムを作ったら、(この時、色が乗る部分をフィルムでおおいます。)それにトンボをつけます。(これは紙を裁断するためと、四版がきれいに重なるようにあります。)

私はこのトンボがつけられなくて(四枚のフィルムの全く同じ部分につけなければならないので。)TAのセンセにかなり手伝ってもらい。
しかもデータを出力できると気付かなかったので、そのまま手作業で原稿を作り直していたら、なんだか一番最後になってしまい。
6時くらいまで先生をかえさなかったという…(涙すいませんすいません)

そして、そのフィルムを布(正確には化学繊維)のはってある枠に焼きつけます。焼きつける前に感光材をぬっておきます。(これは写真と同じですね。)さしずめ印画紙にあたる部分です。

そして、機械で焼きつけ、いらない塗料を洗います。
その後、一版、二版、三版、四版、の順番に刷っていきます。

と簡単にいってますけど、かなり大変です。今回はB5より小さい画面だったので、比較的簡単でしたけど(いやそれは嘘。)これがA3サイズとか、A0サイズになると、一人ではできないので、数人でしなければならないでしょう。
実際、次の日からはチームを組むことになりました。


先生は、仙人と呼ばれているなぜかサムエ(漢字がね。)をきて、オールバックで三つ編みをして、比叡山にすんでいる人と、(酔拳やってほしかった。)銅版画をしている先生。(名前ははぶきます。)
今回は比較的三年生が多かったので(というか四年生?は、私もか。)
ちょっと緊張しました。

(次回へつづく。)


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