QP-Days
くづき



 よろちくでちゅ

くづきの家ではずっと犬を飼っていました。
初代は柴系雑種とスピッツの間に生まれたミッキー。
次は母が知り合いの方から譲ってもらったシェルティの舞。
彼女がいなくなった後でペットショップから来た同じくシェルティのちはや。
ちはやはペットショップの不手際で我が家に来てから1週間でサヨウナラ。
代わりにやってきたのが、やっぱりシェルティのりょう。

なんだかんだで20年位は犬が一緒の生活でした。

ここ数年は家庭の事情もあって犬のいない生活が続いていたのですが、今回新し
く迎えることになりました。
最初は会社の近くのペットショップに黒柴の子が来たこと。
彼の愛らしさに一目惚れしたくづきはペットショップに連日のように出かけてニ
ヤニヤ。完璧に怪しい人です。
その子の可愛さを親に得々と語る姿に「うーん、飼ってもいいかなぁ」と父が
OK。夏に体調を崩した父はこれからも家にいる事が多いので、犬がいれば自分も
寂しくないと思ったのかも。

ペットショップの黒柴くんは顔も可愛くしつけも良さそうだったのですが、
「ペットショップから買うと・・・」と以前の「ちはや」の件が頭にある母が
ブーたれるのでネットでブリーダーさんを探すことにしました。

御近所に一軒柴犬専門の犬舎があったのですが、あいにくそこには今は子犬がい
ないとのこと。予約して待つのもなーと思い更に検索。
するとペット系の掲示板にちょうど希望に合いそうな子の譲渡情報が出ていまし
た。
川越の先のやはり柴犬専門犬舎です。
そこの紹介を見ると御夫婦で育てているそうで、なんだか良い感じ。田舎暮らし
の犬たちなので自然児そうだし。
写真を送ってもらうと顔も可愛い!黒い顔に茶の星が麿眉状態で綺麗に出ていま
す。しかもメスなのに男前っ!!!
ムハ〜、かなり好みだわー。

という事で話はトントン拍子で進み、犬舎の見学とお迎えに行ってきました。
一緒に松吉さんも同行。

犬舎の様子はこちらで→『Sr.ボスケがお薦めする柴犬専門犬舎 杉』
http://homepage.mac.com/ikuhirohayashi/Shibainu-Kensha/Personal193.html

ブリーダーさんから直接譲っていただくのは初めてだったのですが、簡単にお金
と引き換えではなく犬を飼うにあたっての注意や心得などを丁寧に説明してく
れ、更にこちらの飼い主としての適正もチェックされました(^^;
まあ、以前に犬を飼った事があるかとかその子は何年位生きたのかとか、どんな
感じでこれから飼うかとか・・・etc. 自分の子供ように可愛がっている犬たち
の子を里子に出す訳ですから当然ですな。

この時くづきの心の中は「テナルディエの宿屋からコゼット連れ出すバルジャ
ン」な気分だったのは内緒です。
※ブリーダーさんはとても良い方でしたよ。念のため。

移動にはハードキャリーではなく布製のキャリーバッグを持っていったのです
が、これは失敗。
最初に中にいれた時はバッグが変型する位の大暴れっぷり。
しばらくして大人しくなるまではバッグがモコモコと動いて恐いことに。(笑)

電車の揺れが犬にも心地いいのかウトウト。
家に着いてから「あれ〜?ここどこ?ママやお友達いないよ?」とキョトンとし
た顔をしてました。
犬舎で教えてもらった餌の買い出しにそのままバッグに入れて連れていったら、
今度はくづきが肩から下げていた為にバッグの揺れが激しかったみたいでウゲー
とお昼ご飯をリバース。ああ、ゴメンよ〜(><。

ゲージに移してお水とご飯。
それからピンクのボールにカミカミロープを玩具にいれてあげる。

慣れない場所に来たのでちょっと緊張ぎみ。
でもちょっとづつ臭いをかんで探検。

これからここが君のおうちです。



名前は『いろは(仮)』。
くづきと母は呼びやすいと思うのだけど、父は「なんか言いづらいぞー。」とイ
マイチ気に入らないようなのでもう少し考えます。
でも早く決めてあげないと可哀想だよん。

今は赤ちゃんから幼犬への成長期なので顔や身体のパーツのバランスが悪い
時期なのです。ブリーダーさんに「ブサイクになっちゃってるけど〜(笑)」
と言われましたが、なかなかラブリーな顔ですよね?
え?親バカ???


2004年09月11日(土)
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