QP-Days
くづき



 光の王子様

横浜アリーナで「KOICHI DOMOTO 1/2」ソロコンサート。
ジャニーズと言えば!な松吉姐さんに連れられてKinkiの光一くんの初ソロ
コンサートへ行って来ました。光一くんは年末のコンサート以来なんだけど・・・
うーん、特別ジャニファンでもないのに最近は定期的にいろんなグループを生
で観てるなぁ。

舞台の対面位置のアリーナブロックだったので距離はあったけど、全体を観る
にはとっても見やすい席でした。
オープニングの金ピカマントで現れた光一くんに爆笑!(オペラグラスで観て
たからさー、かなりビックリよ。)しかも下にピンクのスーツって・・・と
思ったのもつかの間。
派手なステージングにすぐ骨抜きにされました。
なんだーかんだー言ってもジャニーズの子たちはカッコいいやね。
白の軍服風衣装(「ガンダムW」のゼクスみたいだったなぁ)や振り袖和風衣装
とかヘンテコなデザインのものも似合ってみえるのがさすがアイドル。合間の
トークも内輪ネタなんだけど面白いしね。
全然飽きないで2時間半終わってしまいました。

「SHOCK」の舞台で磨いたサーカステクニックのロープで空中大回転とか、大
布を使ってのフライングとかお見事でした。今回はステージの高さが帝劇より
も遥かに高いので見栄えがとても美しいのです。周りでアクロバットをして
いるお姉さんたちのパフォーマンスも綺麗でした。噴水の上を舞うウンディー
ネみたいな女性ダンサーさんとその前で歌う光一王子、幻想的な光に浮ぶ城壁
風のセット、と「まぁ!なんて綺麗なの!!!」とビジュアル的にも満足させ
てくれるコンサートでしたよ。

セットと照明効果の使い方が上手くて曲ごとにガラッと雰囲気が変わるのが
面白い!ファンタジックな世界から一気にホラーな廃虚、アンダルシアの赤い
街角、5月の風が吹き抜ける森の中、デジタルな都市と次々に現れるイメージ
と世界観にボーッとなります。
映像部分の助けがあるとは言え、一つのセットでこれだけ雰囲気を変えられる
のって凄いなぁ。
全体のステージセットが古城の城壁風に作られていて、一面の石造り風の壁。
バルコニー、大階段、大きな城門・・・となんだかそのまま『エリザベート』
を上演出来そうな雰囲気でねー。光一君を先頭にフォーメションを組んで踊っ
てる姿はまるで「ミルク」か「HASS」か「ハンガリー」ですよ。って、考えな
がら観ていてちょっと自己嫌悪(苦笑)。

そうそう帝劇ミュージカルでは批難轟々の電飾ですが、こちらでも活用されて
ました。たぶんドットの大きさは帝劇の奴と同じかな?・・・上手に使うとこ
んなに見事に奥行きも透明感も出せるんだ。ふーん。電飾の上に更に映像を重
ねたり照明のスポットの当て方で上手く形を浮かび上がらせたりと、とても効
果的に使われていましたよ。

おーい、誰か有楽町からK氏を連れて来ーい、と本気で思いましたもの(^^;

あれは巨大な会場で遠くから見てこその美しさがある装置だと思いました。で
も、もっとドットが小さいのも同時に使っていたんだよね。そちらの方は普通
のモニターをちょっと荒くした感じ位でカクカクした動きが面白かったなぁ。

今回一番美味しかったこと。
後半のサブステージでのパフォーマンスはくづきたちの座席の目の前。
客席を煽る秋山くんと一緒に拳振り上げてキャッホーとしたのも楽しかった
けど、彼等と絡む光一王子のセクシー(笑)ダンスを間近で観られた事か
なぁー。
背が高く体格も良い秋山くんに抱かれて踊る光一君は「王子」ではなく
「姫」でした!




2004年05月02日(日)
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