×××こぉんな日×××

2001年11月17日(土)　　　　+++延長料金+++

　　久しぶりに　披露宴の仕事に入ったら
　　まさに疲労宴。途中で　人知れず時計とにらめっこした。

　　元々　リクエストされていた曲が１５曲。
　　それは　良しとして　そのうち　３曲譜面が無かった。

　　事務所から電話があり「見つかったよぉ。」と言われたときには
　　小躍りした。そのあと「どうやって　手渡そう？」と言われた時に
　　楽譜はなく　音源のＣＤが手に入り　楽譜は私が作成するのだと
　　言う事に気がついた。甘かった！

　　水曜日　ＣＤを引取りに行く。
　　相変わらずのものぐさな私は　すぐに取りかかれない。
　　ＣＤ聞いては　「あ゛～～～～～」とため息。
　　ぎりぎりまで待って　どこからも手に入らないと言う事に　はんこを
　　押してから　取りかかった。耳コピー。

　　ＢＥＴＴＥ　ＭＩＤＬＥＲの「ＦＲＯＭ　Ａ　ＤＩＳＴＡＮＣＥ」
　　曲も詩も大好き。良い曲なんだけどさ。
　　歌いまわしが多くて　きちんと音を拾うのに一苦労。
　　最近　耳コピーも御無沙汰なので　なおの事時間がかかる。

　　楽譜にしてから　音を作り　リズムを作りキャンドルサービス用に
　　アレンジした。たっぷり　４．５時間かかった。げろ。

　　あと２曲は　ジョンレノンやカイリーミノーグ！
　　何とか　楽に用意できたのだが・・・。

　　当日　カイリーミノーグは　頭に持ってきて
　　入場はここから　弾いてもらって・・・。
　　ジョンレノンはこんな感じで・・・。
　　これはこうで・・・と　本番一時間前を切ってから　チェックが入った。
　　新婦はエレクトーンやってるそう・・・。ため息・・・。

　　おいおい！事前に言っておいてよぉと慌てて　音作りを始めたら
　　今度は　新婦の友人が　演奏の練習にやってきた・・・。
　　これで　３０分ロス！

　　宴席が始まってから　目の前のお客さんの気配が気になる。
　　「絶対同業者！」と思っていたら　新婦のエレクトーンの先生だった。
　　それを知ってから　普段にない緊張感が私に走る。

　　スピーチの合間を見て　リハーサルで作れなかった音作りと
　　プログラムの変更・・・をこそこそやる。

　　御色直しのＢＧＭの演奏中　アシスタントの男の子がやってきた。
　　「新郎の父が　幸せなら手をたたこうをエレクトーンの伴奏で歌いたいと
　　言ってるのでお願いします」とのこと。

　　普通に歌うのなら良しとして。
　　５番まで振り付け入りで歌いたい。その説明をする時に　キューを出すので
　　そのタイミングで　歌にあわせて伴奏して欲しい。

　　途中で　間奏を弾いて　そのかんスピーチをして　後は会場の皆さんと
　　みんなで手をつないで　歌いたい・・・。

　　演奏中に　こっちは話せない・・・。
　　弾いてる曲の事も気になる。　その話しも気になる。
　　あ～～～パニックと思っていたら　いきなり　キャンドルサービスです。と
　　新婦友人司会が叫ぶ・・・。
　　うそでしょう？？？あわてて　用意したら　うそだった。
　　
　　素人さんで　たぶん初めてか　２．３回しか披露宴に出た事も
　　なさそうな　わか～～～い女の子。タイミングも何もあったもんじゃない。

　　結局その子の　思い過ごしで　祝電披露とキャンドルサービスの
　　間違いだったらしい。たのむで。

　　キャンドルは何とか終わり　問題の幸せなら・・・。
　　しっかり　前奏→歌→間奏→歌×５トータルで何回弾いたかわからない。

　　いったいいつ終わるんやろ？と思っていたら・・・。
　　１時間もオーバーした。
　　はぁ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～。
　　疲れた。延長料金くれ～～～！と叫んだ所で　もらえないしぃ。
　　でもさ　楽な仕事もあるからね。たまに！

　　人生プラスマイナス０なのさ。しかし　疲れた。

まえもくじつぎ

Design by shie*DeliEro
thanks for HTML→HP WAZA !