あごあごしい日々 

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 +そしてニッポンは歩き出す(W杯)+

昨日、オヤジ殿と
ペルージャのガウチっちの発言を
大笑いしながら聞いていた。

ガウチっちは 相変わらず
リップサービスが「飴とムチ」で
見ていて飽きません(笑)

イタリア人も負けず嫌いだしね。
ガウチっちが危ない発言を
放屁することで、ガス抜いてる
気もしてたり致しますが…。

真に受けた韓国民は
『イタリア不買運動』を
始めていると言う報道を読んだ。

どーりでドイツ×アメリカ戦の
ブーイングが少なかった訳だわな。
矛先が変わってるじゃん(汗)

ンなコトに逐一反応してたら、
疲れませんか、韓国(^_^;
焼き肉と大蒜の国だから平気?

さて、表題に戻ろう。

今回、私を憤慨させた報道がある。

【サッカーの本質を置き去りにし
イングランドやイタリアなどの
他チームに、黄色い声援を送る
日本人の未熟さに絶望】

…コレはまだ良い方だな。

1番非道いのは、
ベッカム女子に【売国奴】…
ならまだシアワセだったよな。
【春を売る人】と云う形容詞をつけた
トコロも御座いましたから。

じゃ、ベッカム応援の日本男子は
絶対“男娼”と書かけよ!!!
でないと完全に不公平だと思う★
(謎な平等感覚・ベッカムは迷惑/汗)

逆に嬉しかった報道もある。
【イングランドのユニフォームを着て
英国国家を合唱する日本人に驚き】
そんな内容の外国記事たちだ。

今までは、いや今でも
W杯は“サッカーと言う戦争”と
例えられることが多い。

だから『敵国』のユニフォームを
他国民が着ることなんて、
起こり得なかった。

【今までにはなかった】
【有ったとしても希な】出来事が
現実となって押し寄せたいた。

ニホンジンはコトもなく
境界線を乗り越えてしまったのだ。

すると、六本木の街角や
日本が戦うスタジアムには
『ジャパンブルー』を纏った
外国人サポーターが出現したという。
なんて素晴らしい出来事!!!!

日本が世界のチームに寛大なのは
Jリーグの所為だと感じている。

初年度には、神様ジーコが居た。
レオナルドやピクシーも来た。
その他にも沢山の選手が招かれた。
日本人は彼らを間近に見て、感嘆し
共に戦うことを覚えてしまったのだ。

世界を目指すと決めた
日本サッカーの創世記から、
とても平和で穏やかな
インプリンティングは始まっていた。

私は近い将来
【W杯は戦争である】
と云う価値観が“旧態依然”の
物になると信じて疑わない。

選手の移籍が全世界に広がる今、
その土地のサポーターと交流することで、
ナショナリズムは希薄になっていく。
好きな選手を国籍構わず応援したくなる
ヒトタチは、絶対増えていくと思う。

もしも、そうなった時。
ニホンジンは、先駈けの先駆者として
最も先進的なサポーターになれる。
その日を信じて・胸を張れ★

サッカーだけに留まらず、
スポーツには、勝ち負けが付きまとう。
そして、いつ何時も敗者は惨めだ。

トルコ戦で、日本は
【勝てた試合】を落として去った。

【勝てた試合だった】から
多くの人が不完全燃焼をして
釈然としない気持ちに戸惑っている。
気持ちの収め所が見つからないのだ。

でも、考えてみれば
日本イレブンは、惜しい敗戦から
必ず強くなり立ち上がってきた。

ドーハの悲劇で、
ラモスが言った言葉の通りに。

『この敗戦は、サッカーの神様が
僕たちに、まだ何かが足りないと
教えてくれたんだ』

4年後のジョホールバルの歓喜で、
ようやく手にした亜細亜の
第3国の切符で参加にこぎ着けた
フランスW杯では、更に
『足りない何か』を見せつけられた。
シドニーオリンピックでも
【まだ上を狙える】敗戦だった。

今回だって同じだ。
日本代表は、強くなって戻ってくる。
誰よりも悔しいのは、
戦った本人たちなのだから…。

有り難う、トルシェ。
日本は貴方の教えを基盤にして
更なる向上を目指すでしょう。

色々酷評されてきたけれど
高みに登る為の踏切板として、
日本に丁度良い監督だったなぁと
私は感謝しています。

ニホンがW杯で出来なかったこと。
トルシェでは出来なかったこと。
全ては明日の糧になる(^^)

◆余談◆
pockyさんに教えて貰った
『思わず泣けてしまった記事↓』

http://www.1101.com/francorossi/

心が洗われたぞ〜(T^T)
私はそれがシアワセだと思う。

<この項目終了>
明日はF1日記書きます(汗)



2002年06月22日(土)
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