シングルペーパーライフ。

リー



 意見を求める前に、先生の意思を明確に。
2009年01月30日(金)


ジダンの懇談会に行ってきた。

1月に行われる懇談会は、参観日とセットになっていない。

去年は行かなかったっけ。

でも今年は写真の申し込みなんかもあったので、行ってきた。

6名しか来てなかった。

そんなもんでしょうね。参観がないから、懇談会のためだけに来ませんよ。

(やらなきゃいいのにって毎年思う)

でもまぁその分、先生とざっくばらんな話ができる。

担任は2年目の若い女の先生。

さぞおばさんたちは怖いだろうなんて想像してしまう。

で、先生が言いました。

「宿題の量についてご意見をお聞かせください」

こういうのってさ、日頃色々思うけど、なんかクレームみたいになるから、言わないんだよね。

でも、先生が「意見を」っていうからには、言いたいことを言ってもいい雰囲気があるわけで。

でもでも

私はさ、そんなことを訊くこと自体、なんかおかしくない?って思っちゃう。

親に聞くより、同じ学年の先生同士で話せば?って。

ましてや2年目、経験も浅いんだし、ベテランの先生に相談したらいいじゃん。

そこ、保護者に聞くの?訊いちゃうの?って。

だってだって、親はそれぞれ意見が違うよ。それをみんなの前で聞いて、取り入れた場合、誰かの意見を優先して、誰かの意見は訊かなかったってことになってしまうわけさ。

訊いてもらえなかったと感じた親は、不愉快よね。

「うちは、こどもチャレンジなどの通信教材はやっていませんから、宿題が少なく感じます」

「うちは、今くらいがちょうどいいです。テストの直しがいっぱいあったりして、それだけでいっぱいいっぱいなので」

なんて、よーするに学力の差や、自宅ワークの差で、随分感じ方は違うはず。

なんかさ、こういうのに意見しても、うちの事情をカミングアウトするだけな気がして、多い少ないの議論はしたくなく、

私はこういいました。



「量がうんぬんではなく、音読を毎日やらせてほしいです。音読はとても大事なことだと思うのですが、宿題になっていないと、子どもに促しても、やる気になりませんし、あまりにも音読宿題がないので、いざ宿題に出ると、音読カードがないなんてこともしばしばあります。読む習慣をつけることはほかの教科にも大きな影響があることですから、とにかく音読だけは毎日出してほしいです」


うなづく親たち。


あとはさ、先生がクラスの学力なんかを見た上で、計算プリントとか漢字の書き取りとかさ、上手にやってくださいって感じ。

できる子に合わせるとかできない子に合わせるではなく、何も全員一緒じゃなくたっていいじゃん。子どもたちに選ばせてもさ。

普通バージョンと、「もしもっと難しいのがほしい人はもう1枚やってね」なんて、作ってもいいんだし。

とにかく、習得しないといけない部分をしっかりおさえた宿題を出してくれたらいい。
あとは自宅ワークなど、親が工夫したければすればいいし、しなくてよければそれでいい。

学校の宿題が少ないと訴える親は、自分で本屋に行って何か買ってくればいいじゃんとも思うし。

やたら増やされても、子どもは遊ぶ時間がなくなるしね。


というような細かい心の内は言わなかったけど。

さて、今日から音読が宿題になるのでしょうか?

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