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■ キレる。2005年11月25日(金)
先生から電話があり、 「チョダンくんが音楽の授業中に友達とトラブルになり、 先に手を出したのは、相手なのですが、チョダンくんは譜面台を振り回しまして、 で、相手の子はよけたのですが、少し頭にかすったようです。大事には至ってませんが、お知らせしておきます」
で、私は相手の子のお宅に電話をし、謝罪した。 相手のお母さんは子どもからそんな話は聞いてなくて、でも「男の子ですから、喧嘩もしますよ。低学年からの長い付き合いですし、お互いわかっているから気にしないで」と言ってくれた。
出かけていたチョダンが帰ってきたので、今日のできごとを聞いてみた。(事情聴取)
チョダンは相手にたたかれ、蹴られ、したそうで、 でもそれは我慢できて、で最後に「デブ」と言われたことにキレたそうな。 チョダンは力では相手にかなわないと思い、譜面台を防御に使おうと持ち上げたら、 それを押さえつけられたから、外そうと振り回してしまい、 結果、相手の頭をかする事態になったそうな。
「譜面台で叩こうとは思ってなかった」と。
そして翌日学校へ行ったら、その子から聞かれたそうな。
「なんで昨日うちに電話してきたの?」
そう・・・子ども同士では、大したことはなかったのだ。 いつも仲良くしている相手との小競り合い。 相手の子も、自分がかなり手を出しているし、怪我をしたわけでもないし、何で私が謝罪の電話をしてきたのか、わからなかったらしい。
よーするに先生の気持ちひとつ、言葉ひとつで、印象はガラリとかわるのだ。
「チョダンくんが譜面台を振り回しまして・・・」
これだけ聞いたら、暴れん坊。
私も相手の子のうちに電話する前に、きちんとチョダンの話を聞けばよかったと、後悔した。
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