☆★くらげ日和★☆
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(注意:飲食中の方はご注意ください) 「ん?」 ふと背中に視線を感じた。部屋の雨戸を閉めていた時のことである。 だがしかーし。部屋には自分の他には誰もいない。 息を殺してそっと振り向くと。いた、ヤツだ。 ゴのつく害虫。てらてらと油ぎった茶色が視界の端を掠める。 ヤツは姑息にも物陰から物陰へ、忍者のように移動していた。 この間、黙って見ていたワケではない。 ヤツから目を離さないようにして、一番手近にあった武器へと手を伸ばす。 バシィッ! ヤツと目が合ったとたん、手中の武器、殺虫剤を噴射!コレが戦闘開始の合図となった。 激闘十数分間の後、やぁっと勝利を手にした。 終わったあとマジで肩で息をしてたね。 後始末をしながら、コイツを捕まえたあと、ほめてもらおうと飼主の元に運んでくるネコの気持ちがわかるような気がした。 なーんか自慢したいんだよね?でもって誰かに褒めてもらいたいとゆ〜。・・・ネコか、おめーは。
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