☆★くらげ日和★☆
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(つづき) うぬう、このままでは間に合わないよぉっ。 前月度の業務報告のデータをPCのあるソフトを使って特定の場所に記憶させると言うものなんだが。 当然毎月やんなきゃいけない仕事なんだけどさー。 「課長〜、いいかげん覚えてくださいよっ」 そう、彼の仕事なんである。が、しっかりすっぱりおぢさんの域に入っている彼は、ややこしいPC操作はすべて私に押し付けてくる。 「ははははー、ムリだよ♪」 お気楽に言うんじゃないっ! 「そーだ、天羽さん、僕より先に退職しないでね、僕が困るからさ〜」 「・・・・・・。」 女の子は寿退職がふつーである。 そーするとナニかい、上司が辞めるまで結婚するなと?ほほう。 『ぜってー、先に辞めてやるぅーっ!!!』 「いや、だから、ソレ困るんだってば」 へっ?!・・・・ああっ、しまったー、心の中で叫んだ筈が。 しっかりくっきり声に出してもろ叫んでた〜! コレで無事定期券が購入できたのは、きっと神様が味方してくれたのに違いない・・・・。
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