New とほほ日記
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2001年10月06日(土) |
YAHOO!BB・速度改善・続き とセキュリティ |
今朝は、朝早く目がさめたので、考えられるスピードアップ対策を行って見ることにした。
昨日夜遅くに電話線がややこしくなっているのを整理していたので、今朝起きてさっそく 速度を測って見たが、さして変化はなかった。
あと、電話線の極性を変えてみることと、モジュラージャックの中のコンデンサについてもう 少し調べてみることにした。
(1)電話線の極性 → 変化なし。 (2)モジュラージャックのコンデンサ 昨日はこのコンデンサ(以下Cと呼ぶ)を外すと極50kbps程度と端に遅くなったので、 再度Cの容量を変えて見た。 ここで、昨日極端に遅くなった原因を発見した。それは、ルーターがおかしくなっていたのだ。 PCの電源を落とし、ルーターの電源も落として起動し直すとコンデンサがなかったも速度は 変わらない。いや、わずかだが早くなっている。
コンデンサの容量を色々変えて速度を測って見ると、
(1)0.047μF :300kbps (2)0.001μF :1.12Mbps (3)0.0024μF:1.24Mbps (4)220pF :1.34Mbps (5)Cなし :1.38Mbps (6)元のC付き :1.36Mbps (7)Cなし :1.36Mbps (8)Cなしモデム直結:1.36Mbps
(1)〜(8)の番号の順に実験したのだが、(5)で「Cなし」が最も速いと思ったのだが、 元に戻した(6)と再度Cなしで測った(7)が同じなので、測定のばらつきの範囲と言える。 しかし、(5)Cなしでこの実験での最速が出ているので、Cはなしにすることにした。
このモジュラージャックのCだが、これは、どうもコンデンサと抵抗が直列に入ったものらしい。 表示が0.27−100Kとなっているので、恐らく0.27μFのコンデンサに100Ωが直列に 入っているのだと思う。 これより容量の小さな(1)0.047μFで非常に速度が落ちていることから、0.27μFだけ ならリンクさえしない状態となるはずだからだ。
これがモジュラージャックの中に入っていたコンデンサだ。
さて、残るは電話回線の雑音対策として、コイルを入れて見ることにする。 コイルは5.2mHのコモンモードチョークコイルだ。 結果は、810kbpsと速度は低下した。インダクタンスが大きすぎるのかも知れないが、 他にコイルもないのでこの実験はこれで終わりとした。
今日の実験はルーターを介さないで直接モデムにPCのLANケーブルを接続して行ったが、 実は、この接続だと他のPCが見えるのだ。 ドライブやフォルダの共有をしていると危ないことこの上ない。 実際、試しに見えているPCに入って見たら、中の文書まで見ることができた。
ネットワークコンピュータで見えるよそのPC
その中のとあるPCの中に入って見たところ
家庭内LANで他のPCと繋ぐ為に共有設定を安易にするとこんな風に
誰からも丸見え状態となってしまう。 これを防ぐ為には、ルーターを入れて 家庭内LANとWANを完全に分離する のが一番安全だ。
共有の設定でパスワードを設定すれば少しはましではあるが、非常に危ない状態だ。 ルーター等を使わない場合は、共有の設定をしてはいけないと考えた方が良い様だ。
実は、このルーターも時折ハングする様だ。その場合はルーターとPCを再起動しな ければ復活しない。 常時電源を入れて使いたいので、何か対策を考えないといけないかもしれない。
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