くもりときどき、はれ。
そら



 涙が止まらなかったワケ。

小説は買った。

映画は観た。

ドラマも少し観ていた。


社会現象とともに
音楽とともに

人は記憶をとどめる。


そのとき自分が何をし、何を想っていたのか。
感じていたのかを。


そして「懐かしい」という気持ちになるのだ。



けれども



そう思えないこともある。



「世界の中心で、愛をさけぶ」


設定。


現在の設定に私は耐えられなかった。


そんなに美しく書かれているのが
私は苦しかった。


ええ、いろんな形はあると想うの。


シングルマザーにも。


子連れの人と結婚するって美徳?


涙が止まらなかったのは
感動とかじゃなくって


子連れの人間と結婚したということが
自分の事実と重なり、
現実がどうだったか解らない私には
それが知りたかった私には…


哀しくて悲しくて仕方がなく

どうして結婚してしまえるのかということが

観ていて耐え切れなかった。


全然違う人間と

創造の世界なのに。


楽しそうに笑って一緒に「家族」しないで。



「家族」は血の繋がりだけで作られるものではないと想う。


だけどいえてしまうの、今なら


「家族」ではないじゃないって。

血の繋がりなんかないじゃないって。


いえてしまえる。



涙が止まらなかったのは

ドラマに感動していなかったからだった。


最近ドラマみていて涙は出なくなった。


感動するのは
悲しいことだけになってしまった。


冷えた涙が流れていた。








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2004年09月10日(金)
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