kakera


微かな kakera 引き合い重なる…偶然か必然か
夢か現か 吉か凶か

2001年12月08日(土) 脱退

 12月7日、早めに仕事が終わり、ふらふらと本屋に寄りながらご機嫌で帰宅した。お腹いっぱいに夕飯を摂り、自室に戻ると友人から携帯に連絡有り。どうしたんだろうと訝りながらも連絡をしようと受話器を取る。その時気付いた、ワタクシ宛のハガキが一葉。敬愛するバンドGARGOYLEの事務所からだった。

 短い文章でつづられた言葉、衝撃的な事実のみ簡潔に記されている。その衝撃ゆえ、我が目と、文章読解力の程度を疑った。


 GARGOYLEのギタリスト、与太郎脱退。


 「はぁ?????」思わず漏らした声。

 なんで?どうして?脱退?脱退って事はバンドを抜けたって事?しかも、『11月末をもって』だと?今は12月。じゃあ、もう既に脱退しているって事じゃないか!じゃあ、もう与太郎さんがいるGARGOYLEはないって事?大晦日の年越しライヴには与太郎さんは居ないって事?じゃあ、来年春に発売予定のアルバムには与太郎さんの音は入っていないって事?
 それじゃあ、与太郎さんがGARGOYLEとしてステージに立ったのは、11月の連休に神戸で行われたイベント、帝王切開が最後だったの?イベントライヴが最期?

 GARGOYLEワンマンライヴで去って欲しかった。帝王切開というイベントライヴだって楽しい、良いライヴだったけど、まるごとGARGOYLEで終わって欲しかった。GARGOYLE尽くしで見納めにしたかった。最後が分かっていて、最期を臨めるのなら。

 本当はそんな最後は望んじゃいないけど。でも、最後になってしまった。

 色んなアーティストに出会って、色んな音楽に出会って、そんな中で脱退・解散も当然あった。納得できる、喜ばしい別れもあれば、先が見えない、読めない苦しい別れも。
 この件に関しては、先触れがなかったからただショックで、うろたえているだけのワタクシ。
 詳しいことは、ファンクラブ会員に向けた会報誌によって伝えてくれるようだ。それまでに、この精神的なパニックが落ち着くように努めなければ。きっと、会報を読んだら更なるパニックに陥るのだろうから。
 でも、今のワタクシ、どんな脱退理由でも納得できない!


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桜 [MAIL]