kakera


微かな kakera 引き合い重なる…偶然か必然か
夢か現か 吉か凶か

2001年12月06日(木) 今更だけど

 ずいぶんと情報入手が遅れてしまったために、時期を外れてしまった事柄が多くある。入手ソースは大概雑誌で、「ええ!?いつの間に??」という事態。自分の間抜けっぷりがよく分かる。

 ワタクシがまだ学生だった頃、活動していたバンドレディースルーム復活。解散の時にはなんか、メチャクチャだったのに…別れたからこそまとまることも有るんだろうか。とりあえず、雑誌で久しぶりに見たメンバーは……「うそ〜ん?ジョージ、太った?」

 今ではすっかり役者の、田口トモロヲ率いるバンドばちかぶり復活。今月にはライブの予定もあるという。対バンには大槻ケンヂがぶちばかりというユニットで参加らしい。

 昨年いや、一昨年あたりからそういった昔懐かしのバンドの復活が相次いでいる気がする。上記のもの以外では、え〜っとヴァイラスとかアサイラムが復活したと聞いた。それっきりなのか、活動しているのか知らないけど。メフィストフェレスも復活。まだまだ、漏らしている情報も多いんだろうな。

 音楽雑誌は昔懐かしいアーティストの名前ばかりで、十年前の雑誌を手に取ったのかと間違えてしまったほどだ。それとも、そう言った特集だったのかな?(つい最近じゃなくて、一年くらい前のことなのだけど)
 でも、こういった復活は「また聴けるんだ。リアルタイムで聴ける」嬉しいと思うだけじゃなく、「何で今更?」と穿った見方をしてしまう自分もいる。どちらかと言えば穿った気持ちの方が強い。
 「音楽性の違い」だの「やるべき事はやった」だの「個人としてやりたいことが強くなって」だの表現の違いはあれど、大雑把に言えば「もう一緒にやりたくない」って意味だろう。大雑把すぎるだろうか?
 そういった出来事があって解散となり、数年〜数十年後に復活。時間が経てば人の気持ちも変わって、また一緒にやりたいと思うものなんだろうか?そういう部分の複雑さから、「やった〜!復活だぁ!」と素直に喜べない。

 喜べない自分だが、もし……。もし、復活してライブなんてすることになっちゃったら、嫌な気分を抱きつつもきっと出掛けてしまうのだろうな。DEAD ENDが復活とか言ったら。


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桜 [MAIL]