2003年01月13日(月) |
SKI!SKI!大好きー!! |
今シーズン初の家族スキーに出かけました。
主人と私の共通の趣味のひとつ、「スキー」。(万年初級者) 長女も次女もオムツをしてる頃から、毎年1回以上、雪遊びに連れて行っています。 子供に「雪のお山」を楽しませるために、大人のスキーは基本的にお預けです。 雪だるまを作るためや、ソリ滑りに、時間をたっぷり使います。
連休がほとんど無い仕事なので、大抵日帰りなのですが、 今回は運良く連休にコテージが取れて、自炊ですが、楽しい旅行となりました。
私と主人は、子守り(雪遊び)と、リフトに乗ってのコース滑降を交代でしました。 長女はボーゲンで大抵の斜面は怖がらずに滑れるようになり、 スピードのコントロールもこなし始めました。 次女は、初めて子供用のスキー板を着けました。 ちょっとした緩斜面をスルリーっと転ばずに滑れるようになりました。
私の夢は、4人でリフト1日券を買い、一緒に”クワッドリフト(4人乗り)”に乗ることです。 どんどん上達する娘たちに、置いていかれそうになりながら、 コースの分岐点で待っててもらって、 「ママ、遅いよー!次、右行く?左行く?」なーんて聞いて欲しいな。 先に麓に着いた娘たちに、センターハウスのレストランで席を確保してもらって、 トランシーバー(特定省電力)で「席確保完了!」なんて連絡してもらうのです。 コースの話とか、板の具合を話しつつ、ランチを摂り、 一服するうちに娘たちは「先に1本行って来るねー!」と席を立つ。 主人と私は、その姿をニコニコと見送りつつ、 「やっとここまで来れたね。」と、 荷物に離乳食を入れてゲレンデに来ていた頃を振り返るのね。
・・・・いいなぁ。もう少しです。
今回はじめて4人で板を着けてる時間があり、ちょっと泣きそうになりました。
夜、泊まった部屋で夕食を食べながら、主人がちょっと黙っていました。 やさしい目で娘や私の顔を見て、そして言いました。
「…なんか、幸せやなぁ。」
…うん。うん。うん。幸せだよ。パパ。(T_T)
私は、子供の頃、決して裕福ではなかったけど、 両親に山や海へ連れて行ってもらった思い出がいっぱいあります。 でも、主人はそういう思い出は皆無で、 年の離れた両親は、たまの休みはゆっくり寝るか、 さらに高齢のおばあちゃんの望みを叶えるのに動いていたとか。 疲れた親の顔を見て、子供心に「あまり多くを望んではいけない」と思ったそうです。 仕事と家事と体の不自由なおばあちゃんの世話に追われた義母は、7年前、 おばあちゃんよりも先に他界しました。子供との時間を取り返す間も無く…
主人は幼い頃に寂しかった思いをずっと引きずって大人になり、 自分の子供とは、しっかりかかわりたいと強く思ったそうです。
今回、おGちゃん(義父)にはショートステイ(短期入所)してもらいました。 「子供と遊びに行く」のに、少し気が引けたのですが、 主人曰く、「こういうことの為に介護保険がある。有効に利用しないでどうする?」 おかげで、なんにも心配せずに、子供との楽しい時間を過ごせました。
それで、いいのです。 おGちゃんに、手を取られる間にも、子供は大きくなります。 気が付いた時には、子供は自立して、親と行動を共にしなくなるのです。
だからこそ、今、抱きしめてやらなければ。
そんな私たちは、今年で結婚10年目です。
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