厳しさの難しさ


 過去 : 未来 : メール 2007年09月22日(土)


子どもの剣道を通してその親の態度からいろんなことを思う。

私は自他共に認める厳しい親に所属する。

痛いと言って泣いてもほぉっておくし、面紐や胴紐が取れても自分でやらせる。

ただダーリンも私も「大丈夫だ」と思い見ているだけだ。

だから私達のところにやってこない。

一人で耐え、一人で対処している。

カホは今でも、上級生の籠手(こて)が入って蚯蚓腫れ(みみずばれ)が出き泣くことがあるがとくに何をすることもない。

家に帰ってから

「今日はがんばったなぁ。」

と言うだけだ。

それが私達のやり方だ。



一方。

少しどこかが痛いと言ってやってくる子ども。

エアーサロンパスを片手に

「シューしてやろうか?」


と優しく接する親。

激しく打ってくる同じ道場の子の悪口を言う。

「あんなのは剣道じゃない。」

わが子の調子が悪いと、その言い訳をする。


「今日は学校で本当に大変やったから疲れている。剣道に来ているだけ立派だ。」





そんなの関係ねぇっ!!




しまいには「もー。僕は痛いんだからお母さんが剣道やればいいじゃん。」
と言い出す。




どっちかと言うとわたしの周りは男の子のお母さんにそういうタイプが多い。



そういうお母さんと子どものやり取りを見ているとイライラするが、きっとそういうお母さんが私を見ていて「何て冷たい親なんだ。」と思っていることだろう。



それでも私は自分の方針を変えることはないだろう。







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感情の厳しさではない厳しさが大切。


それはいつも思う。






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